舞台芸術や映画の衣装制作など、さまざまな分野で活躍していたイヴ・サンローラン。本展では、彼のこだわりや色使いが感じられるスケッチも、数多く展示されています。
会場風景
美術作品とファッションを融合させたスタイルも、彼の特徴のひとつ。ピカソやマティス、ゴッホといった有名芸術家に敬意を表した、オマージュ作品を発表しています。
白く照らされた壁一面に、ずらりと並べられたルックは圧巻の一言。
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本展のポスターにも用いられている、モンドリアン・ルックも見逃せません。ビビッドなカラーは、表から見えない方法で貼り合わせられ、四角形のデザインを作り出しているといいます。
すっきりとしたフォルムかつ、シンプルなカッティングの作品は、当時アメリカで広く流行したのだとか。今見ても色褪せない、モダンなスタイルですよね。
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こちらは、1970〜2007年(1978〜1993年を除く)に、イヴ・サンローランが友人や協力者へ送っていたグリーティングカード。
「Love」をテーマに、ヘビやハート、星などのモチーフを用いたカラフルでポップなデザインは、お部屋に取り入れたくなるかわいさです。
おしゃれなデザインのグッズも要チェック
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展示の最後には、グッズコーナーが展開されています。本展の魅力がぎっしりと詰まった図録のほか…
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「LOVE」シリーズのグッズも多数ラインナップ。
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「YSL」ロゴが刺繍された、トートバッグも展開されていますよ。おひとりさま1つまでだから、逃さずゲットしておきたいところ。
展示を見たら、今よりもっとファッションが好きになる予感です。
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
場所:国立新美術館 企画展示室1E(東京都港区六本木7-22-2)
会期:9月20日(水)〜12月11日(月)
休館:毎週火曜日
開館時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
公式サイト:https://ysl2023.jp