暑くて長い夏が終わりを告げ、食いしん坊にはたまらない季節がやってきました。食欲の秋、もとい新米シーズンです!
あのふっくらツヤピカなご飯は見るものすべてを虜にしますし、思わずお迎えにあがる気持ち、分かります、分かります。口が勝手にお迎えに行っちゃうんですよね。節操のない口で申し訳ございません。
もちろんこの時期のご飯はどうやって食べても美味しいものですが、今月は美味しいご飯をさらに美味しくさせてくれる逸品を。一瓶で家中が沸くご飯のお供をご紹介します。
本当に「具の9割が牛タン」なんです
こちらは、陣中さんの牛タン仙台ラー油3個詰合わせ。人気の牛タン仙台ラー油と、牛タンオリーブ辛油、牛タン生姜入り米油、と、違ったテイストが楽しめる3つがセットになったもの。
私が初めて手にしたのは牛タン仙台ラー油。キャッチフレーズの「具の9割牛タン」に惹かれてのことでしたが、瓶から出てくるのは溢れんばかりの牛タン。キャッチフレーズのまんまさに驚き、口から出てくる言葉は「やば」と「うま」。家族全員が茶碗を抱えて炊飯器に走ったのを覚えております。
そしてあまりの美味しさと牛タンの贅沢さに感動した私は、新フレーバーがでるごとに買い込み、気づけばどっぷり沼・沼・沼。年間を通してうちの冷蔵庫にない日のほうが珍しいくらいです。
個性溢れる3つの牛タンラー油たち
牛タンラー油の名を日本中に轟かせた元祖牛タンラー油こと、牛タン仙台ラー油。こちらは本当に牛タンがごろんごろんで、掘っても掘っても牛タン。
牛タンは一粒一粒が大きく、スプーンを入れればどっしりとした重さが。でも、口に入れればしっとりやわらか~。
炊き立てご飯にのせれば、牛タンがほのかに温まり、風味抜群&やわらかさはマシマシ。ご飯にまとわりつくラー油は香り高くコクがあり、全身全霊で食欲を誘います。飯泥棒としてはかなりの手練れ。私がご飯ならその場で求婚するところです。あなたの色に染められたい。
牛タン生姜入り米油は、たっぷりのねぎと生姜にサラっとしたこめ油、そしてさらに具の7割という豪華キャスト。もちろん牛タンはひとつひとつが大粒の角切りで、ねぎ&生姜の間から顔を出す牛タンが愛おしい。
味わいは甘めで、辛みはなし。甘めな生姜風味と牛タンの相性は抜群によく、その甘さも手伝ってか、噛めば噛むほど牛タンの味わい深さを感じ、やめられない、とまらない。かなりの中毒性をお持ちです。
牛タンオリーブ辛油は、その名の通り、牛タンにオリーブオイルを合わせたイタリアンな逸品。にんにくやオリーブ、バルサミコ酢やトマトピューレなど素晴らしい役者を揃えながらも牛タンは大変な盛況をみせ、牛タン量は脅威の8割。
口にすればにんにくの香りがふわっと広がり、フライドガーリックやアーモンドの食感も楽しい!ゴロっと入った粒胡椒はよいアクセントで、ほんのりスパイシーな香りに包まれた牛タンは心なしか誇らしげ。
いずれもご飯との相性は抜群。ご飯の相棒ともいえる美味しさですが、実は牛たんラー油の相棒はご飯だけにとどまらず。ご飯以外にも合うんです!
中華麺にもパンにもパスタにもお蕎麦にもぴったり
にんにくの香りと食感が楽しい牛タンオリーブ辛油は、チーズやパンとの相性も抜群。ちぎったバジルと共にのせれば、50円のロールパンが贅沢なピザに変身。
牛タン仙台ラー油や、牛タン生姜入り米油は、中華麺との相性もよく、スプーン1~2杯ほどをのせるだけで立派なまぜ麺に。こちらは軽くお醤油をたらしても。
他、牛タンオリーブ辛油はパスタにも合いますし、牛タン生姜入り米油や牛タン仙台ラー油は意外にお蕎麦との相性がよくておすすめ。手軽に食べるなら、冷奴や千キャベツにのせても美味しく、楽しみ方は無限大。