6.ただおいしいものが食べたいなら
「たぶんレシピの役には立たないけれど、きっと台所には立ちたくなる」という言葉に惹かれて思わず手に取った阿川佐和子さんのエッセイです。
今知りたいのは手がこんだおいしいレシピではなくて、食に関する楽しい話。そんな気持ちをしっかりと満たしてくれます。
7.おいしいものを求めて旅を
キュレーターとしても大活躍の原田マハさんが取材旅行で出会った好きな食べ物を語ったエッセイです。パリで味わう牡蠣やニューヨークのベーグルなど、お腹がすくエピソードがたっぷり。
「海外でも国内でもいいから、グルメ旅がしたい!」と思えるようなおいしさを楽しめる本です。
今読んでも共感できるエッセイ
8.30年前のエッセイが新版に
初版は約30年前の氷室冴子さんのエッセイです。まったく昔や古さを感じないどころか、「そうそう!」と共感してしまうほど。
女性だからこそ突き刺さる子どもやパートナーのこと、結婚に仕事など心がざわついたら、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
9.実体験からの回想型エッセイ
著者が孫娘だったころの、祖母とのロンドン旅行を回想したエッセイ集です。まだスマホやネットもない時代のロンドン旅行、さらに祖母を「お姫様」のごとく、もてなすという使命を受けたこの豪華旅は、一体どんな体験が待っていたのか…!
著者の心の中のツッコミにくすっと笑い、ファーストクラスや五つ星ホテルにキュンとする女子の心を掴む一冊です。
旅行好きさんに贈る旅エッセイ
10.ひとり旅の魅力を
著者の山脇りこさんは料理家。50代になり体の不調を感じながらも自分のご機嫌を取るために、旅に出ます。
家族や友達とではなく、ひとりで行く旅には独特の魅力が溢れています。ぜひ本書を読んで、旅の魅力を思い出してみませんか。