突然ですが、タイ料理はお好きですか?
トムヤンクンにパッタイ、ソムタム、ガパオライス、カオマンガイにプーパッポンカレー。ああ、想像しただけでヨダレが♪ わたしはタイへ行ったことは一度もないのですが、それでも大好きって言っていいですかね、タイ料理(笑)。
小さいころはそんなしゃれた外国のお料理を頂く機会なんて全くなく(タイだけじゃなく、フレンチだってイタリアンだって知らなかった昭和47年生まれ、田舎の子)、初めてタイ料理を食べたのは勿論大人になってからで、たぶんトムヤンクンだったかそれともグリーンカレーだったか。辛いけどすっぱ美味しい!そして病みつきになるその独特のその香りには、中毒性がありました(笑)。やめられないとまらない。そして定期的に無性に食べたくなる。あっという間に虜になりました。
そんなタイ料理好きのわたしなのですが、実は家族の中で同じくタイ料理好きなのは長女だけ。あとの家族はそこまで得意じゃないのです、残念なことに。なので家で思う存分作るには、ちょっとだけ遠慮してしまうのですよねぇ~
と思っていたら、今回送って頂いた美味しいものは…… タイのチェンマイソーセージ!
こちらは輸入物ではなく、日本国内でひとつひとつ丁寧にシェフが手作りされている、生のソーセージなのですよ。化学結着剤、発色剤、保存料、アミノ酸などの化学に頼らない、素材本来の力を信じて作っていらっしゃるという(このこだわり、個人的にめっちゃ気に入りました! わたしも素材の味を生かすお料理が大好きなので)、自然派のソーセージ。加工肉ではなく、筒形のお料理、と捉えているのですって。これは楽しみ!!!!!!!
こちらは1本ずつ、真空パックになって冷凍の状態で届きます。冷蔵庫で一晩かけてゆっくりと解凍させたあとは、フライパンでじっくりと焼きます。中身は生のお肉ですので、しっかり中まで加熱することが重要です。
焼く時は決して刻んだりしないで。せっかくの皮の中に入っている、溢れんばかりの肉汁が全部流れ出てしまいます。弱火で表4分、裏返して4分。もう一度ひっくり返して2分、そしてまたひっくり返して2分(焼き方は説明書が入っていましたので、それを参考にしています)。
ゆっくりじわ~っと加熱すると、もうあたりにはレモングラスとこぶみかんの食欲をそそる、あの中毒性のある(笑)香りが広がります。
まずはそのままお味見を。
ナイフを入れると肉汁がプリッと弾け出ます! じゅわ~っと口の中に広がる豚肉の旨味と絶妙な配合の香味スパイス。そして後から来る、爽やかな辛味でもうお箸が止まりません。
どんなお料理にしようかなぁと考えて、このお味を生かしてパッタイにしてみました。せっかくのソーセージの味を最大限に生かしたかったので、余計な調味料は入れずにお塩だけ。これ……震えるほど美味しかったです!
チェンマイソーセージ入りパッタイ(タイ風焼きそば)のレシピ
■材料(2人分)
・米粉麺 1人分
・チェンマイソーセージ 1本
・豆もやし 1袋
・にら 1/2袋
・米油 小さじ1
・塩 少々
・バターピーナッツ あれば少し
■作り方
1. 鍋に湯をわかし、米粉麺と豆もやしを熱湯で2分茹でてざるにあける。にらは5センチ長さに切る。
2. チェンマイソーセージは説明書を参考にして焼く。焼きあがったら皿に取りだし、食べやすくスライスする。
3. 2のフライパンに(ソーセージから出た脂が残っています)、1の米粉麺と豆もやしを入れて中火で炒め、塩を振る。
4. 2のチェンマイソーセージと、ニラを入れてざっくりと混ぜ、火を止める。器に盛り付け、刻んだピーナッツをトッピングする。
※おまけ
こちらはもっとお手軽な食べ方。焼いてスライスしたチェンマイソーセージをご飯と一緒に盛り付け、目玉焼きとパクチーを添えただけ。
お店のパンフレットを見ますと、タイのほかにも、ドイツ、フランス、イタリア、アイスランド、北アフリカ、南アフリカ、日本、中国、台湾、メキシコやブラジルなどなど、いろんな国のソーセージがあるみたい。これはまた個人的に注文してみようと思います♪ ご興味ある方は、是非一度お試しあれ!