「部屋が真四角ではないので使いづらそうだな、と最初は思っていたんですが、くぼんだスペースのサイズを測ってぴったりのデスクを置くことで、リモートワーク用のスペースにしています」
手前にあるIKEAのスツールは、椅子としても踏み台としても、テーブルとしても使えて一人暮らしに重宝する逸品。
「本物の木目なので、上にものを置いて撮ると映えるのも気に入っています」
テレビスタンドはWALLのもので、スタイリッシュなデザインが気に入り、ここから部屋づくりをスタートしていったのだそう。
お部屋の入り口近くには、いつも使うバッグをまとめたフック。これはもともとお部屋についていたものだそうですが、この位置にあるとバッグの定位置が決まって、すごく良さそうだなと思いました。賃貸でつけられるものもあるので、真似したいアイデア。
立地も、広さも、家賃も、なにもかも条件に合うお部屋を見つけるのは難しいけれど、こんなふうに工夫して、小さなお部屋でも快適に暮らすことができるなら、お部屋探しももっと楽しくなりそうだな!と感じる、素敵なお部屋でした。
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■ROOM3.白を活かしたホテルライクな1Kのインテリア
インテリア関係のお仕事をされているTamakiさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、27㎡ほどのワンルーム。
「家具も含めて、一番こだわっているのが色です。この部屋は何度かリフォームされている築20年ぐらいの物件ですが、賃貸では自分で変えられない壁や床、幅木の色が全て白でした。ホワイト系の色が好みなので、それが決め手になりました」
おっしゃる通り、床も壁も全て白で統一されている無機質なお部屋。白い家具がよく似合います。
ソファはおかず、生活の中心はダイニングテーブルとチェア。テーブルはIDEE、チェアは「使い続けて経年変化を楽しみたい」と購入されたというハンス J. ウェグナーの「CH36」。
少しレトロな雰囲気もあるレコードプレーヤーは、白やシルバーで統一された無機質なお部屋に温かみをプラスしてくれるアイテム。ポスターはデンマークのポスターのお店で購入したもの。
「デザインもミニマル、写真もシンプルで自分の部屋に似合うと思って、購入しました」
北欧のランプがすごく好きというTamakiさん。お部屋には印象的な形のデザイナーズの照明がたくさんあります。こちらは「FLOS」のフロアライトIC LIGHTS。あかりをつけるとまるで満月のよう。
デザインのいい照明はお部屋のちょっとした場所にあると、あかりをつけていない時も絵になりますね。
白×シルバーのミニマルでホテルライクな空間に、経年変化を楽しめる木の家具や、北欧の照明など、デザインがよく温かみも感じられるアイテムをプラスし、居心地よく整えていらっしゃったTamakiさん。いつかは自分も手に入れてみたいと憧れる、素敵なアイテムがたくさんあるお部屋でした。
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