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片手でもゲームできる。納豆を混ぜられる。「自分でできる」を増やすため、作業療法士がつくり続ける道具たち

「片手でも両手でも使える爪切り」(左)「片手で体を洗えるループタオル」(右)
画像提供 / isotope

「僕はあくまで、片手の生活で困っている人を助けたいという一心でつくっています。退院した後も日常生活を少しでも楽に送ってほしいです」(川口さん)

「片手でNintendo Switchを操作するキット」など、生活の楽しみを失わないための道具もあります。

川口さんは「僕がやらないゴルフや釣りなどさまざまな分野でも『これを片手でやるとすれば』と動作を分析できる人がいれば、新たな自助具がつくれるかもしれません。製作の裾野を広げるための取り組みもしていきたいです」と語ります。

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「片手でNintendo Switchを操作するキット」(左)「片手でチューブを絞れるキット」(右)
画像提供 / isotope

「片手でできるプロダクト」の収益は、製作費や材料費のほか、同じような活動をしている人たちへの寄付にあて、自助具を広める活動を続けていくそうです。

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