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脳が満たされれば、肌の調子も上向きに?!脳と美肌のよい関係って?

美容

「肌時計」を狂わせず、メラトニンを枯渇させない方法を発見

睡眠不足のとき肌あれしやすいのは、メラトニン不足で肌の免疫力が低下していたからだったのか! たっぷり眠ればいいのはわかっていても、夜にNETFLIXを見続けてしまうなど、なかなか寝付けず万年睡眠不足に陥りがちな私たち。低い肌免疫力に甘んじなければならないのか?

「資生堂が発見したのは、エクトインという成分が夜の肌におけるメラトニン合成を促進するということ。睡眠不足で乱れがちな夜の美肌ホルモンリズムにアプローチ。日中の肌ダメージを夜間に修復し、免疫力の回復をサポートするのです」(鳴海さん)

エクトインって、砂漠の塩湖という極限状態でも生きられるタフな微生物が作り出す成分ですよね。乾燥に強いっていうイメージがありましたが…。

「肌のメラトニン合成を促進する成分がないものかと、1500種類もの成分を調査。その中から選び抜かれたのがエクトインです。資生堂はエクトインがメラトニン合成を促進することを発見し、特許を取得しました」(鳴海さん)

コロナ禍生活3年で、すっかり生活リズムが乱れてしまい、脳の中枢時計が乱れまくりなみなさん! 朝晩のエクトインケアで、「肌時計」を合わせ肌免疫を守りましょう。

脳とグッドコミュニケーションなスキンケア②

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<右>アルティミューン パワライジング アイ コンセントレート Ⅲ 15g ¥8250・<左>同 コンセントレートⅢn 30ml ¥8800/SHISEIDO

”コンセントレートⅢn"は、歴代のアルティミューンにも搭載されていた保湿成分に加え、独自技術イミューリズム(保湿成分エクトイン、グリセリン)を配合した新イミューンジェネレーション RED テクノロジーを搭載。睡眠不足などの生活リズムの乱れによって起きる肌変化にアプローチ。絶え間なく潤いが満ちる、なめらかなハリ肌に。

ちなみに、アルティミューンシリーズにはアイケアも。”アイ コンセントレート Ⅲ”は乾燥や摩擦などのダメージを受けにくいみずみずしい目もとに。

【カラーズの新知見】ストレスホルモン「コルチゾール」を精油の力でリセット。ハリツヤ美肌に

デジタル機器に頼ったライフスタイルなどの影響で、私たちはどんどんリラックス下手に。オンモードからなかなか切り替えられず、ストレスホルモン「コルチゾール」が出続け、肌のトラブルやエイジングを招いているという。そんなオン・オフ切り替えの救世主といえるのが精油。香りの力で脳を操り、美肌に導くって本当にできるの!?

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ストレスホルモン・コルチゾールの張り切りすぎが肌のしぼみ、くすみを招いていた

「カラーズが精油に着目し始めた頃は、精油の香りがカラダと心にたくさんのいいことをもたらしてくれることはわかっていたんですが、それはおばあちゃんの知恵袋的なものでした。でもそれがヒントとなり研究開発をしていくうちに、精油の効果にもしっかりとした科学的なエビデンスがあることがわかったんです」と岡野利彦さん。

着目したのはストレスホルモン「コルチゾール」。自律神経のうち「オンモード」の交感神経優位になるようなストレスを受けたときに、脳から指令が出て、副腎から分泌されるホルモン。大勢の前でスピーチするとき、睡眠不足になるほどゲームに興じたりしているときなどに増えていきます。「オフモード」の副交感神経優位に切り替わらない、継続的にストレスを受けている状態では、これが慢性的に出続けます。

「本来、コルチゾールは決して悪いホルモンではなく、ストレスから身を守る、人間が生きていく上で欠かせないホルモン。しかしオン・オフの切り替えができないと、コルチゾールの抑えがきかない状態に。この状態が長く続くと、コルチゾールが血流にのって肌に届きハリのもとであるコラーゲンを分解したり、末端の血流が悪くなるので肌に必要な栄養が運ばれなくなるといわれています」(岡野さん)

だから、ストレスが多いときって肌がしぼんだりくすんだりして、お疲れ顔に見えるんですね。

ある種の精油の組み合わせには、コルチゾールを下げる働きが

「実は、精油を使って幸せホルモンの分泌量をアップさせる組み合わせはすでに見つけていましたが、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量をしっかり有意差があるところまで下げるのは難しくて。試行錯誤を繰り返しました」(岡野さん)

そこで行きついたのがイランイランとマグノリア、ベルガモット・プチグレンの精油の組み合わせ。

「エビデンスにこだわっていただけに、実際にコルチゾール量が有意に減ったときには、非常にうれしかったですね」(岡野さん)

まわりを取り巻く環境は変わらなくても、精油の香りをかぐことで脳に働きかけコルチゾールを減らすことが可能に。しかも朝晩に手軽に香りをかぐことができれば、そのつど過剰になりがちなストレスホルモンをコントロール、美肌へと導くことができる可能性も。これは、今後多くなりはしても減りそうもないストレスホルモン対策として朗報中の朗報だ。

脳とグッドコミュニケーションなスキンケア③

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シー ザ パブリック オーガニック シンクロブルーム フラワーネクターローション 120ml ¥6050・同フラワーコンセントレイトミルク 50g ¥7700・同フラワーエンリッチクリーム 50g ¥8800 シー ザ パブリック シンクロヌーディ フラワーバター クレンジングバーム 90g ¥4400(右からふたつめ)/カラーズ

イランイラン、マグノリア、ベルガモット・プチグレンの精油をブレンドした精油の華やかで幸福感あふれる香りが心に響く。植物サイエンスから導き出されたプリムラと黒チューリップというふたつの植物のエキスが、乾燥ストレスによる肌トラブルをケア。乾燥ストレスでしぼんだ肌を、ふっくらまあるいバルーンスキンへ。

小田ユイコの考察

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