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子育てを終えた先輩ママが口をそろえて言う「子育ての後悔」

潜在意識インタビュアーkahoのコラム【良い人生は後から】「良い花は後から」ということわざがあります。先に咲いた花よりも、後に咲いた花の方が美しいという意味を持つこの言葉。人生も同じだと思いませんか? 酸いも甘いも経験した40代頃からのほうが人生の豊かさを感じられるようになります。そんなことを意識しながら生きているkahoが日々思うことをお届けします。

子どもは信じられない早さで育っていく

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先日、寝ていると、9歳になる娘が私の横に丸まってピタッと体をくっつけてきた。横向きに寝ていた私のお腹のあたりにぴったりくっついて眠る娘を見て、

「お腹の中にいた子がもうこんなに大きくなったの!?」と驚いた。

この9年の間に何度も何度も思ったことだけど、改めて、子どもって信じられない早さで育っていくんだなぁと感じた。

娘は、今はまだピッタリくっついて眠るし、外を歩くときは手をつなぎながら、「ママ、ママ」と言ってくれる。けど、きっとこんなときは一瞬で過ぎていくのだろうということを私は知っている。

これまでの9年が一瞬だったように、成人までの9年だって一瞬だろう。

先輩ママたちが抱える子育ての後悔

子育てを終えた先輩ママであり、人生の先輩たちと話すと、みなが口を揃えて「子育てで後悔していることがある」と言う。

「もっと優しくしてあげるんだった」
「勉強、勉強って言いすぎた」
「もっと褒めてあげればよかった」

そういう話を子育て真っただ中に聞ける私は恵まれている。

「もう一度、子育てをやり直すことができるなら、息子(娘)にしてあげたいことがたくさんあるの」と話してくれることを、私は今やってあげられる。

どんなにやりきった! と思っても、後悔のない子育てなんてあるのだろうか。

やりつくした! と思ったとしても、きっと「もっとできたことがあったはず……」という気持ちは残るのではないだろうか。

娘が成人したあと、私はきっと……。いや、絶対いくつもそんなことを考えるはず。
それでも、今できることがあるならそれはできる限りやっておきたいと思う。

例えそれが、親(私)のエゴだとしても。

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「子育て向いてない」とか、「子育て、きつーい!」。

ふと、そんな弱音や愚痴が出てしまうのは仕方ないことかもしれない。
小さな命を守りながら育てるって、本当に大変なことだから。

けど、その気持ちは、できれば早めに心の中で消化してほしい。間違っても、その言葉を子どもに聞かせないでほしい。

考えているだけでも、子どもは敏感にそれを感じとってしまうから。

一緒に眠れるのはあと何回?

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私は母という立場でもあるけど、同時に母にとっては娘という立場になる。

娘という立場に戻って考えると、子どもはいくつになっても子どもで、親はいくつになっても親なんだということを思い知る。

とは言え、それはあくまでも立場的なことであって、手をつないだり、くっついて眠ったりするのは、できてあと数年……。あと、何回……だろう。

がっつり子どもと向き合いながら子育てができる時間は、思っているよりずっと短い。

今、辛くて仕方がないことも、いつか振りかえれば、その時間すら愛おしくてたまらない時間だったと感じるはず。

夜中に見返す小さい頃の写真

眠れない夜、私はときどき娘が小さかった頃の写真を見返す。

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