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描きたいのは「人間の豊かさ」。テレ東のプロデューサーが語る、ドラマづくりの極意

それぞれの「豊かさ」

最終回では、サン=テグジュペリの「愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである」という言葉を引用して幕を閉じた『週末旅の極意』。いずれのドラマからも伝わってくるのは、「幸せのかたちは人それぞれ」というメッセージです。

「20代のころはギラギラした内容や、勝負事で勝つための精神について描くドラマを作りたいと思っていた時期もありました。しかし、徐々に自分自身のライフスタイルも変化したことで、"人間の豊かさとは何か?"について考えるようになっていったんです。

家族や仕事、趣味など、豊かさの尺度も人それぞれ。手がけるドラマにおいても、さまざまな豊かさや幸せのかたちについて今後も描いていきたいと思っています」

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