キッチン家電で人気のBALMUDA(バルミューダ)から、昨年BALMUDA The Light(バルミューダ ザ・ライト)が発売されました。子どもの学習用ライトとして開発されましたが、実は夕食の料理撮影時のお悩み解消アイテムとしても活用できますよ。実際に使用してご紹介します。
macaroni編集部
BALMUDA The Light(バルミューダ ザ・ライト)
スチームトースターで一気に人気を博したバルミューダから、子ども向けのデスクライトが昨年発売されました。高さ46センチの小型タイプで、コロンとした丸みを帯びたライトがとてもかわいらしい商品。見ているだけで愛着が湧いてきます。
今回は、このライトの少し変わった用途をご紹介します。使う場所は食卓。Instagramに投稿するための料理を撮影する時、バルミューダ ザ・ライトがひとつあれば、晩ごはんだってきれいでおいしそうな画像に仕上がります。
室内灯では料理をうまく撮影できない、スマートフォンの影が入ってしまう……などのお悩みを抱えている方、必見ですよ。
どんなライト?
まずは、バルミューダ ザ・ライトについてご紹介します。医療用の手術灯をヒントに、手元が暗くならない技術を応用して開発された商品。光源から約30センチ前方の位置を中心に、離れた場所から広く手元を照らし、小さなお子さんでも頭の影を作らず、医療現場や美術館など、色に正確さが求められる環境で使用されている太陽光LEDのやさしい光のもとで勉強できます。
スイッチはダイヤル式で、6段階で明るさを調整できます。調光ダイヤルを回すとピアノ音で音階を奏でる仕様。ライトにふれる子どもの驚いた顔が目に浮かぶようです。勉強机に座る習慣も、これなら定着するかもしれません。
アームは前後に25度、ヘッドの部分は15度向きを前後して調節できますよ。
詳しくは、下記公式ホームページをご覧ください。
バルミューダ ザ・ライトで撮影!
では、実際にバルミューダ ザ・ライトを使って、料理が並んだ食卓を撮影してみます。
夜は昼間と違って自然光が入らず、ただでさえ撮影がむずかしい時間帯。照明の色の影響も受けやすく、納得のいく撮影ができない場合、バルミューダ ザ・ライトを使ってみましょう。果たして結果はどうなるでしょうか。
和食を撮影
まずは、ごはんと味噌汁が並んだ和食ベースの晩ごはんをスマホで撮影します。ちょうど箸が置いてある部分に、手で持つスマホの影が写り込んでしまっています。
バルミューダ ザ・ライトを左前方に置いて照らしてみると、箸付近にあったスマホの影がうすくなりました。
十分な光量があり、灯りの色が自然光に近いので、お刺身は鮮度よく、ご飯は粒までつやつやの状態で撮れましたよ。
こちらが、真俯瞰(真上)から撮影した状態です。
ビフォー
全体的にのっぺりとした印象で質感がなく、料理のおいしさが伝わりません。加えて、コロッケを置いたお皿は、ライトが反射していますね。
アフター
こちらは、ライトを設置した状態。お味噌汁のネギやご飯のグリンピースなど緑は色濃く、コロッケの衣のサクサク感、お刺身の鮮度も蘇り、すぐにでも食べたくなるような写真が撮れました。
ご飯茶碗や味噌汁のお椀など、高さのある食器はどうしても濃い影が出てしまいましたが、その分コントラストがはっきりして、シックな印象の画像が撮れました。
ビフォー
ちなみに、単体で撮影するとこんなにも違いが生まれます。こちらがライトを置く前の画像。