物価が上がり続けていても歳を重ねても、おしゃれは楽しみたいもの。家計のことは気になるけれど、身だしなみにはこだわりたいと思うのは、きっと私だけではないはずです。そこで今回は、私が40歳に向けて始めた、節約になる「洋服の選び方」についてご紹介します。
ベーシックなものが8割
もともとはチェックや花などの柄ものが好きだった私。今でも好んで選ぶことはありますが、家にあるのは「ベーシックな服」がほとんどです。
柄の入っていない、白・黒・紺といった色合いの服は、生活感もあって着回し力もばつぐん!どんな色でも合うので、毎日のコーデに迷いませんし、柄ものアイテムもよく映えます。
流行りのない定番デザインなら、飽きることなく長く着られるので経済的です。
どうしても柄ものがほしいときは、「クローゼットの2割」までにとどめたり、靴などの小物で取り入れたりして流行のデザインを楽しんでいますよ。
おうち洗いOKは必須
洋服代の節約を意識するうえで、「おうち洗い」ができるかどうかはとても重要!
クリーニング代は決して安くなく、ものによっては「服の値段より高い……」というケースも少なくないんです。とくに、コートやセーターの出番が増える冬は、かさむクリーニング代が悩みの種。その結果、せっかく買ったセーターがたんすのこやしになったこともありました。
できるだけクリーニング代をおさえたい私は、基本的におうち洗いができる服しか買いません。「いいな」と思っても、表示をチェックして洗濯不可であれば見送ります。
おうち洗濯できることを優先するようになってからは、クリーニング代の節約につながっただけでなく、服の衝動買いも減った気がします。
小物はいいものを
もともとは「プチプラで十分」と思っていましたが、それも20代まで。30歳を過ぎて年を重ねるたびに、「小物はいいものを選ぼう」という考えに変わりました。
お手頃なプチプラのアクセサリーもいいけれど、大人ならいいものを長く大切に使いたい。これから一生使えるようなネックレスやリングは、シンプルなコーデを格上げしてくれると感じたんです。
少し値段が高くても、上質なお気に入りのアクセサリーを身に着けることで、自分に自信が持てるようになった気がします。安いアクセサリーを買うこともなくなり、余計な支出も減りました。
節約とおしゃれは両立できる
すべてプチプラで揃えることが、洋服代の節約につながるとは限りません。大人の女性に一歩近づくからこそ、「お金をかけて正解」だと思ったものもありました。
洋服代はしっかりと予算を決めながらも、こだわり・着回し力・洗いやすさを意識して選ぶことが大切です。