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400年の歴史を繋ぎ、まだ見ぬ和菓子を創りだす京菓子の老舗「亀屋清永」の最新京みやげ

旅行・おでかけ

400年以上の歴史をもつ京菓子の老舗「京御菓子司 亀屋清永(きょうおんかしつかさ かめやきよなが)」。はるか昔、奈良時代に遣唐使が持ち帰った唐菓子をルーツとした「清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)」 を始め、新作菓子と、おみやげにうれしい季節限定のお味見セットをご紹介します。

秋におすすめの栗菓子、厳選2品

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「OTONA NO KURIYOUKAN 大人の栗羊羹」(小)188円

秋になると、数知れないほどの種類の栗のお菓子が登場しますが、栗好きの方へはもちろんお酒を好む人に贈りたいのが「OTONA NO KURIYOUKAN 大人の栗羊羹」。

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栗羊羹、小豆の羊羹、ブランデーの香る琥珀の3層仕立てになっており、琥珀の中にはブランデーに3日間漬け込んだ和栗の粒がまるっと3粒入っています。自然の恵である栗や小豆のおいしさ、個性を引き立たせるやさしい甘さに華やかなブランデーの香りが広がる贅沢な逸品です。

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「和栗入り清永のどらやき」1個302円

もっちりとした焼皮をもちあげるほどにたっぷりと入った粒あん。そしてそのあんこの周りをぐるりと和栗が囲む「和栗入り清永のどらやき」は、毎年10月中旬から11月初旬くらいまで発売される期間限定商品。和栗と職人さんが丹精に炊き上げた小豆の粒のおいしさが絶妙です。

必食!京都の名産品を取り入れた2023年の新作「和」の蒸しカヌレ

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「和菓子屋さんが作った京都・祇園 気まぐれ蒸しカヌレ」6個入りセット1620円、各種1個270円

最後にご紹介するのは、2023年の新作「和菓子屋さんが作った京都・祇園 気まぐれ蒸しカヌレ」。味は6種類で、それぞれ京都ならではの素材が使われています。1つめは、京都洛中に蔵元のある「佐々木酒造」の銘酒「聚楽第」大吟醸酒と酒粕が入った「大人の独り占め蒸しカヌレ」。京都の白味噌・西京味噌の餡からもほのかに吟醸香がします。

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「和を詰め込んだ抹茶粒あんバター」「京の香ばしほうじ茶 柚の香」は、どちらもお茶がベースですが、抹茶の方は茶道三千家の家元御用達の「柳桜園茶舗」のお抹茶。ほうじ茶の方は言わずと知れた日本茶専門店「一保堂茶舗」の極上ほうじ茶が使われています。抹茶はうま味の中にあるほろ苦さ、ほうじ茶は焙煎の香ばしさがしっかりと感じられる上質な味わい。

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白味噌・キャラメル・ピスタチオの頭文字をとった「白キャラピス」。軽くローストしたピスタチオを混ぜ込んだ生地に、西京味噌のまろやかな甘さと塩味がキャラメルと一体となった餡が入った贅沢な味わい。「とっておききな粉のきなこちゃん」は、丹波黒大豆のきな粉の香ばしさがたまらない一品。

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これら5種類の定番フレーバーに期間限定の季節の味が入ります。10月に登場した「秋りんごの和紅茶香るティータイム」は、京都産の和紅茶に秋田県産の秋りんご「きおう」を組み合わせ。りんごの酸味に芳醇なラム酒が絡み、和紅茶がふわりと香る秋らしい一品。りんごの次は丹波栗と季節の味覚がリレーします。

最新のものから、季節限定の味までさまざまに揃う「京御菓子司 亀屋清永」。栗、柿、あんずなどの果実を使った「唐菓子」を源とする伝統の味と手法が根底に生きた素材のおいしさを存分に感じられるお菓子ばかりです。お気に入りの一品を探してみては?

■京御菓子司 亀屋清永 本店(きょうおんかしし かめやきよなが ほんてん)
住所:京都府京都市東山区祇園石段下南
TEL:075-561-2181
営業時間: 8時30分~17時
定休日:水曜、その他不定休
アクセス:京阪電車 祇園四条駅から徒歩5分

Photo: 千 恋し
Text:京都ライター事務所 小西尋子

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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