無駄なものがなく、すっきりとしたインテリアに憧れている方は多いはず。8畳のワンルームに暮らす笹井さんは、家具の色と配置と、収納の一工夫でそれを叶えています。すぐに真似できるコツもあるので、参考にしてみてください。
すっきり整った暮らしやすい8畳ワンルーム
goodroomスタッフの笹井さんが暮らすのは、リノベーション賃貸の28平米ほどのワンルーム。白い壁とバーチ材の無垢フローリングの8畳の部屋には、ベッドやソファのほかに、デスクやローテーブルも。家具が少ないわけではありませんが、すっきり整った印象で過ごしやすそう。それには3つのポイントがあります。
1.モノトーンの家具・家電ですっきりシンプルに
1つめのポイントは、モノトーン系の家具・家電で揃えていること。テレビボードやベッドリネンは壁の色に溶け込むホワイトで、その他のデスクやウォーターサーバーは空間を引き締めるブラックです。ただ、モノトーンばかりで無機質になりすぎないよう、ソファやカーテンなどのファブリックは淡いグレーにしたり、木目の天板のローテーブルを取り入れたりして、バランスを調整しています。
2.背の高い家具を死角に置いて窓からの光を遮らない
家具の背の高さと配置もポイント。家具はコの字型に、詰めすぎずゆとりをもって置かれています。なかでも背が高いオープン棚とウォーターサーバーは、部屋に入ってすぐの角に設置。
そのため部屋に入ったときには背が高い家具が死角になり、視界が開けます。奥には背の高い家具がなく、窓からの日差しが奥まで届くので、明るく広い印象に。
3.ものは使う場所にまとめて片づけやすく
部屋にはウォークインクローゼットがあり、服はそこにまとめて収納。それ以外のものも、出しっぱなしにならないよう工夫されています。
自炊をよくしていて、友達と家飲みをするのも好きだという笹井さん。飲み会のときに使う電気鍋やグラス、お酒などをオープン棚にまとめて収納して、ローテーブルに運びやすくしています。
メイク道具は、木のボックスにひとまとめに。このボックスは、無印良品のティッシュケースの蓋をはずしたもの。鏡やポーチも収まるちょうどよいサイズです。
それをローテーブルの下に置いているので、メイクをするときは座ったままパッと手に取って身支度が可能。取り出しやすく元に戻しやすい配置で、片づいた状態がキープしやすくなっています。
キッチン・洗面台に出しているのも必要なものだけ
キッチンと洗面台がある廊下も、無駄なものが出ておらずすっきり。風通しがよさそうです。
コンパクトなキッチンは、よく使うキッチンツールを掛ける収納に。ほかに出ているのは少しの調味料やキッチンペーパーのみです。あとは引き出しにしまってきちんと整理整頓しています。
白いタイルがあしらわれた独立洗面台にも、置いているのはハンドソープや歯ブラシといった必要最低限のもののみ。清潔感があって見習いたくなります。
スキンケアやヘアケアアイテムはどこにあるのかというと、廊下に置いたLOWYA(ロウヤ)のキャスター付きワゴンです。
棚板の高さが調整できるこのワゴンに、シンデレラフィットだったというニトリのボックスで小物を分類。ここでも取り出しやすく収納を整えています。