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<服200→30着に>自然とモノが減っていく!ミニマリストが徹底する5ルール

ものを少なくしてすっきりと暮らしたいけれど、なかなか手放せないという方も多いはず。同じようにかつてはものを溜め込みがちだったというミニマリストのほきなさんは、自分の「好き」を大切にして不要なものをなくし、服はなんと200着から30着まで減らしたそう。その経緯と、ものを手放しやすくする5つのルールを教えてもらいました。

人生が変わったと思えるほど。ものが少ない豊かな暮らし

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2LDKの賃貸物件に、旦那さまと1歳のお子さまとの3人で暮らすミニマリストのほきなさん。家具が少なく、小物もほとんど置かれていないすっきりとした部屋は、小さなお子さんがいるのが信じられないほど。ところが、かつてはものを溜め込みがちで、一人暮らしの頃にはものが溢れかえっていた時期もあったそう。
それでも、ものを減らす決意をして行動し、結果なんと服は約200着から30着に。現在はそこで得られた快適な暮らしのコツなどを、SNSで発信しています。

ストレスとものを溜め込む暮らしを卒業

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なぜものを手放せたのか、きっかけを教えていただきました。

ほきなさんは19歳で接客業に就き、ワンルームで一人暮らしをスタート。朝から夜遅くまでの激務によるストレスと不規則な生活で、1年で体重が7kgも増加。「人前に出る仕事なのに」「ほかのスタッフは垢抜けて細いのに」という思いもさらなるストレスになりました。少しでもきれいになろうとメイク道具や服を買いあさりましたが、もちろんそれだけでは変われず、落胆してはまた買うことの繰り返し。1~2回しか使っていないものも「高かったしもったいない」と溜め込み、部屋はもので溢れた状態になってしまいました。

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そんなとき、大好きなお祖父さまが亡くなるというショックな出来事が。その辛さは大きく、仕事も辞めてしまうほどだったと言います。しかしそれが、自分を見つめるきっかけになりました。
祖父が心から愛してくれていた「本当の私って?」と考えると、自分自身がわからなくなっていることに初めて気づいたのです。そこから内面と向き合い、気持ちを整理していくと、「好きなメイク」や「着たい服」がわかり始めました。今まで集めていたのは「誰かに憧れて買っていた」とも自覚し、ものを減らし始めます。

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まずは服を「自分がこれから着たいものだけ残す!」と決め、40着ほどまで減らすことに成功。ほかにもコスメやダイエット器具など、家にあったほとんどのものをメルカリやジモティを使って手放しました。
比例して体重も元に戻り、買い物の失敗もなくなった結果「自分が 1 番心地いい生活ができている」と実感。仕事もプライベートも順調で、結婚した翌年にはお子さんにも恵まれました。

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実はその後、子育ての不安でものを溜め込んでしまうこともあったそうですが、再度手放そうと一念発起。少しずつ処分し、今ではものが少ない状態をキープし、安定した日々を過ごしています。

ものを手放すための5つのルール

当初持っていたものの9割を手放し、服はわずか30着になっているというほきなさんに、ものを減らすための5つのルールを教えてもらいました。

1. 片づけたい場所の物を全部出す

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面倒に思えますが、クローゼットなどからものを出すこの作業がとても大切だそう。

「一つひとつ出すことで、ものがどれだけあるのかがわかり『こんなものあったっけ?』と自分の把握できていなかったものの多さにも気づけます。無意識にものを溜めていた現実と向き合え、手放そうと思えるのでおすすめです。」(ほきなさん、以下同)

2. 1年以上使ってないものは手放す

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出てきたものを見て「懐かしい」と手を止めてしまうことのないように。忘れていたなら、なくても生活できるということです。

「1~2回しか着ていないからもったいないと思うものもあるかもしれません。私はほとんどがそうでした。でも1年以上使っていないものに『いつか』の出番はほぼありません。過去の失敗を繰り返さないために、今捨てるのが吉です。」

3. 使いにくさを感じるものは手放す

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使うときにテンションが上がらない、なんとなくモヤモヤするというものも手放します。

「服なら、着たときに丈の長さに違和感があったり、デザインはかわいくても太って見えたり、洗濯後にシワがひどかったり。選ぶときに、モヤッとするものは手に取る機会も減っていくので、今捨ててOKです。」

4. お気に入りだけ残して生活する

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どうしても捨てるのに迷うものは、保留にしても大丈夫です。その場合は袋に入れるなどして見えないようにするのがおすすめだそう。それを使わずに気に入っているものだけで生活してみると、いつの間にか不要なものに変わっています。

「以前の私の部屋は、100円ショップなどで『なんとなく』買ったものばかりで、自分がこだわって選んだものがほとんどありませんでした。そこで、自分の『好き』を確立するため、お気に入りだけで生活するようにしたんです。1ヵ月後には、保留にしたものも8割がいらなくなっていました。」

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