［精神科医が解説］ストレスに負けない！「メンタルが強い人」の5つの共通点とは？

こんにちは！精神科医しょうです。「メンタルが強くなりたい..」社会人でも、学生でも多くの人が一度はそう思った事があるのではないでしょうか？ではメンタルが強い人とは具体的にどのような人なのでしょうか？今日はメンタルが強い人の共通点と、メンタルを強くするある1つの方法についてお話ししたいと思います。

→メンタルが強い人々は、困難や逆境に遭遇しても、それに立ち向かい、回復する能力が高いです。失敗や挫折から立ち直り、前向きなエネルギーを維持します。

→ハーディネスとは、逆境や困難な状況下、ストレスフルな状況下における「頑丈さ」のことです。ストレスフルな状況下においても、健康な状態を維持している人に共通する性格特性とされています。

→メンタルが強い人は自分自身をよく理解し、感情をコントロールすることができます。そのため感情に振り回されることなく、冷静な判断を下すことができます。

→メンタルが強い人は明確な目標を持ち、それに向かってコツコツと努力します。目標を持つことは、困難な状況に対しても方向性を提供し、モチベーションを保つ助けになります。

→メンタルが強い人は、ストレスを効果的に管理するスキルを持っています。リラックス法や瞑想、運動などを活用して、心身のバランスを保つことができます。

あくまでも、一例ですがメンタルが強い人はこのような共通点を持っていることが多いんですね。

メンタルを強くする方法といっても、アプローチ方法は多くあります。ですが、今日はあえて1つだけご紹介したいと思います。その方法とは「リフレーミング」。リフレーミングとは、ある状況や出来事に対する見方や解釈を変えることを指します。具体的に言うと、否定的な視点や捉え方を肯定的なものに変換する方法ですね。これによって、同じ出来事でも異なる視点から見ることで、感情や態度にポジティブな変化をもたらすことが期待されます。

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・ポジティブな視点の強化→ポジティブな視点を持つことは、ストレスの軽減や心の安定につながる

・柔軟な思考の促進→問題解決能力が向上し、ストレスに対処する能力が強化される。

・自己成長の機会の見出し→困難や失敗をリフレーミングして、それを自己成長の機会と捉えることができる。

・ストレスの軽減→リフレーミングは、ストレスの原因を異なる視点から見直し、より対処しやすいものに変えることができます。これにより、ストレスを軽減する効果が期待できる。

このようにリフレーミングには、メンタルの強化につながる効果が多く期待できます。もちろん全ての出来事にリフレーミングを使う事は難しいです。しかし、知っておく事であなたのメンタルの強化の大きな手助けになるでしょう。

例えば、リフレーミングのやり方として次のようなやり方があります。

→「難しい」を「挑戦的な」と表現するなど、否定的な言葉やフレーズを使いたくなる時でも、肯定的な言葉に変えて表現する。

例
否定的な表現「これはできない」→リフレーミング「これは難しいかもしれないけれど、試してみることで成長できるチャンスだ。」

→過去の失敗を否定的なものではなく、学びの機会として捉える。何がうまくいかなかったかを分析し、次に活かすことができます。