こんにちは、シャトレーゼのケーキの高コスパっぷりに驚きを隠せない、ヨムーノライターの井野真利子です。
ある日シャトレーゼのショーケースを眺めていると、真っ白な雪景色を思わせる繊細なビジュアルのケーキに、思わずハートを射抜かれてしまいました。
そのケーキが、見た目の可愛らしさだけではなく味も感動モノだったので、シェアさせてください!
チーズ系のスイーツがお好きな方や、冬のコーヒータイムのお供をお探しの方も、必見ですよ。
真っ白ケーキの正体はどちらもチーズ味!
たくさんのケーキが並ぶショーケースの中で、一際輝いて見えたのが「ベリーのフロマージュタルト(左)432円税込」と「北海道産マスカルポーネのチーズモンブラン(右)388円税込」の2つです。
同じチーズ系のケーキなのですが、全く異なる魅力を感じたので、レビューしていきます。
口の中でほろっと溶ける「ベリーのフロマージュタルト」
見るからにふわっふわのこちらのケーキは、レアチーズクリームがたっぷりと詰まった、ミルキーな味わいが魅力の一品です。
ひと口食べると、まろやかなミルクの甘みとチーズのコクが口いっぱいに広がり、何とも言えない安らぎを感じます。
それもそのはず。シャトレーゼは、契約している牧場から毎日フレッシュな牛乳を仕入れているのだそうです。
通常の牛乳は、130℃で約2秒間殺菌する「高温殺菌」が主流ですが、これではせっかくの牛乳の風味が飛びがちに……。
しかしシャトレーゼの工場では、63〜65℃で30分ほどかけて殺菌する「低温殺菌」を行っているため、牛乳本来の味と甘味を楽しめるんです。搾乳から間もない新鮮な牛乳だからこそできる殺菌方法なのだとか!
殺菌方法の違いで、こんなにもミルク風味を感じられるとは、驚きの発見でした。
ふわっふわのクリームはレアチーズ風味なので、見た目よりも口当たりが軽め。全部食べても全然重さを感じません。
中央のラズベリーといちごクリームの酸味がほどよいアクセントになり、夢中になって食べてしまいます。
そして特に期待することなく口に運んだタルトが、「今、私何食べた!?」と、二度見するほど絶品!
濃厚な味わいのベイクドチーズ風タルトで、脇役だろうと土台程度に思っていたことに申し訳なさを感じるほどでした。
北海道産マスカルポーネのチーズモンブラン
続いては、北海道産マスカルポーネのチーズモンブランです。「北海道産」と聞くだけで、無条件に美味しそうに思えてしまうのは私だけでしょうか?
モンブランといえば栗のスイーツを思い浮かべますが、アルプス山脈にあるモンブラン山をイメージした形のスイーツ全般を指すため、栗が入っているとは限りません。
細長く螺旋状に巻いたクリームをあしらったケーキは、基本的に「モンブラン」と呼ばれるんです。(得意げに説明していますが、私は今日知りました……)
うんちくはほどほどに、美しく巻き上げられたマスカルポーネクリームと、中にたっぷり詰まったチーズムースを食べてみましょう。
チーズのコクとほんのりと感じる甘みのバランスが良く、チーズスイーツ好きの方全員におすすめしたい味わいです。
食べ進めた先には、ジューシーな果肉入りのいちごソースが入っているのですが、そこはかとなく感じる大人の味わい……。よく味わってみると、ほろ苦いレモンピールが入っていました。
いちごの甘みを引き立てるレモンピールの爽やかな風味を感じ、シャトレーゼの本気のこだわりが垣間見えました。