ショッピングスポットや文化施設が点在し、少し足を延ばせば日比谷・銀座エリアにも出られる有楽町は、休日のデートにオススメしたい街の一つ。本記事では、そんな有楽町エリアの定番スポットから、雰囲気の良いおしゃれなスポットまで巡るお散歩コースをご提案。日比谷駅発、有楽町駅着の半日コースです。
今回のお散歩コースをチェック!
本記事では有楽町エリアで恋人とまったり過ごす半日お散歩コースをご提案。お昼に日比谷駅で待ち合わせしてお散歩をスタートしましょう!
【コース紹介】※カッコ内は徒歩移動の目安時間やルート
日比谷駅→(3分)→日比谷松本楼→日比谷公園内散策→(4分)→日比谷OKUROJI→(1分)→はまの屋パーラー 日比谷店→(6分)→コニカミノルタプラネタリアTOKYO→(3分)→徳田酒店 有楽町店→(1分)→有楽町駅
【昼~昼過ぎ】公園内の老舗洋食レストランでランチを/日比谷松本楼 グリル&ガーデンテラス&日比谷公園
日比谷駅に着いたらA10、A14出口からすぐの憩いのスポット「日比谷公園」へ。まずはランチを楽しみに、公園の真ん中にある「日比谷松本楼 グリル&ガーデンテラス」へ向かいましょう。
こちらは緑に囲まれた一軒家の洋食レストランで、明治36(1903)年の日比谷公園の開園時からある建物の1階に位置します。お天気の良い休日には多くの人でにぎわう人気店です。
同店を代表するメニューの中でも「ハイカラビーフカレー」は外せません。創業当時には、このカレーを食べることが一大ブームとなったほどだそう。明治時代から守り抜かれた味わいは、懐かしさの中に奥深さも感じられると評判で、お店のこだわりが詰まった名品です。
ほかにも“洋食といえば!”な「オムレツライスハヤシソース」や、ボリューム満点の「ハンバーグステーキ 森のレストラン風」などがラインナップされており、シンプルながら飽きのこない味わいで人気を集めています。
ランチを楽しんだ後は園内を二人でのんびりお散歩。公園のシンボル的な場所である「噴水広場」や“野音”の名で親しまれている「大音楽堂」など見どころも多数あるので、時折ベンチで休憩しながら、ぐるりとまわってみるのがオススメです。
所在地
東京都千代田区 日比谷公園1-2
最寄駅
日比谷
電話番号
03-3503-1452
所在地
東京都千代田区 日比谷公園1-6
最寄駅
日比谷
電話番号
03-3501-6428
【昼過ぎ】日比谷の奥にある“通な大人の通り道”へ/日比谷OKUROJI
公園の南東角に位置する幸門から国会通りを東に4分ほど進むと、高架下にある「日比谷OKUROJI(オクロジ)」が見えてきます。2020年にオープンしたこちらは、JR有楽町駅と新橋駅をつなぐ高架下を再開発した商業施設です。
同施設のシンボル的な存在である煉瓦アーチは、ベルリンの高架橋をモデルに建造されたもの。明治43(1910)年から今もなお使用されている現役の高架橋です。特徴的な形を生かしてリノベーションされた天井や入り口からは、100年以上にも及ぶ建物の歴史を感じられます。
全長約300mにわたる施設内には、約40店舗が入居。その中にある和菓子店「和菓子 楚々(ソソ)」はデートで立ち寄りたいお店の一つです。
“気軽にサクッと日本を嗜もう”をコンセプトに、現代のライフスタイルに溶け込む新しい和菓子のカタチや楽しみ方を提案している同店。一本一本おしゃれなパッケージに入った看板商品のお団子「DANGO」(写真)をはじめ、店頭にはすあま、フィナンシェやクッキーなどのお菓子がズラリ。充実のドリンクメニューもすべてテイクアウトできます。
日比谷OKUROJI内には、ほかにもノルウェーサーモンの専門店「salmon atelier Hus」や日本独自のカクテルを表現するバー「FOLKLORE mixology&terroir」など、さまざまなジャンルのレストランやバーがそろうほか、革小物や染物などのこだわりある逸品が見つかる個性的なショップも並びます。
大人の隠れ家や秘密基地を連想させるような、ユニークな雰囲気も魅力。二人で気になるお店に立ち寄りながら“通な大人の通り道”を楽しんで。
所在地
東京都千代田区内幸町 1-7-1
最寄駅
有楽町
【おやつ時】ノスタルジックな雰囲気の人気喫茶で一休み/はまの屋パーラー 日比谷店
おやつ時には有楽町に所縁のある老舗喫茶店でコーヒーブレイクを。日比谷OKUROJIを有楽町駅側まで歩き切ったら、日比谷公園方面へ1分ほど進み、帝国ホテルプラザ 東京の4階にある「はまの屋パーラー 日比谷店」を目指します。
「はまの屋パーラー」は昭和46(1966)年に有楽町で創業した老舗喫茶店。一度の閉店を残り越え再オープンしましたが、新有楽町ビルの閉館に伴い、有楽町店は2023年10月に営業を終了。創業の地である有楽町エリアに残るのはここ日比谷店のみとなりました。
赤い床に重厚感のあるソファが並ぶ店内は、レトロな雰囲気が魅力。いくつも飾られているアート作品やレコードから流れるゆったりとした音楽も相まって、ノスタルジックな魅力であふれています。
“いつもの場所、いつもの味”がコンセプトというだけあり、創業時から変わらない味を楽しむことができる同店。
「サンドゥイッチ」(写真左)は、そんな長きに渡り愛される看板メニューの一つです。また、都内に数店舗ある中で「ホットケーキ」(写真右)を銅板で焼いて提供しているのは日比谷店のみ。銅板で丁寧に焼かれた生地は、外はカリッ、中はフワフワの王道ホットケーキと評判です。
これらと一緒に楽しみたいコーヒーは、ハワイの自社農園から届くハワイアン・コナコーヒーをブレンド。ほどよい苦味とコク、スッキリとした後味でスイーツにも食事にもよく合うと人気です。
所在地
東京都千代田区内幸町 1-1-1 帝国ホテルプラザ4F
最寄駅
日比谷
電話番号
03-3591-6636