こんにちは、アニメに出てくるご飯につい目がいってしまう、ヨムーノライターの井野真利子です。
皆さんは、人気のジブリ映画「天空の城ラピュタ」でおなじみのラピュタパンをご存知ですか?
ごく普通の食パンに半分に切った目玉焼きがのせられた、実にシンプルな料理なのですが、暗がりの坑道内で食べるあのトーストが、なぜかとっても美味しそうに見えるんですよね。
今回は、料理研究家「リュウジ」さんの考案したラピュタパンのアレンジレシピを作ってみました。時間がない朝にも、ボリューム満点の朝ご飯が食べたい!という方は、要チェックですよ!
リュウジさんがあの「ジブリ飯」をボリューミーにアレンジ!
日本テレビ系の情報番組「ヒルナンデス!」(2020/6/22放送)で、言わずと知れた人気料理研究家のリュウジさんが、ラピュタパンを食べ応え抜群に進化させたレシピを紹介しました。
「あの調味料」を加えることで、やみつきの味わいに仕上がりますよ……!
材料(1枚分)
・食パン……1枚
・コンビーフ……半缶
・卵……1個
・マヨネーズ……大さじ1
・柚子胡椒(チューブ)……3cm
・パセリ……お好みで
ほとんどのコンビーフの内容量は80gなので、1人前40~50g程度が目安です。
商品によっては内容量が少なめのものもあるので、適宜分量を調整してください。ざっくりでOKですが、コンビーフの量が少ないと卵が流れ出してしまう可能性があります。
作り方
コンビーフ、マヨネーズ、柚子胡椒を混ぜ合わせます。柚子胡椒が固まっていると、食べるときに思わぬサプライズを受けて涙目になる可能性があるので、よく混ぜてください。
食パンに、先ほど作ったコンビーフのペーストをのせましょう。あとからきれいにするので、多少雑になっても問題ありません。
真ん中を空けて、できるだけ正方形になるようにのせてください。
次に、コンビーフペーストをのせた食パンにラップをかけ、手で形を整えます。
切れ目や低くなっている場所があると卵が流れ出てしまうため、このときにしっかりと高さのある土手を作っておいてください。
コンビーフペーストの中央部分に、卵を入れます。
オーブントースターで8分間焼いたら、お好みでパセリをトッピングして完成です。
トロトロの黄身があふれ出る!令和のラピュタパンを実食
見るからに食べ応えのある、ボリューミーな一品が完成しました。コンビーフのこんがり感が美味しそう!
実はコンビーフを食べるのはずいぶん久しぶりでしたが、ほろっとやわらかく旨みたっぷりの牛肉に感激!こんなに美味しかったっけ?と思いつつも、懐かしい気持ちになりました。
コンビーフのほどよい塩気が、サクッと香ばしく焼けた食パンと相性抜群です。
コンビーフの旨みの後ろあたりから、こっそりと主張をしてくるのが、隠し味の柚子胡椒。
コンビーフ!マヨネーズ!卵!と、わりとガッツリ系のトーストなのですが、柚子胡椒の爽やかな風味が加わることで、意外にあっさりと食べられますよ。
卵が固まっていないか心配でしたが、ナイフを入れてみるとこの通り!白身はほどよく固まっていますが、半熟状態の黄身がトロリと流れ出します。
コンビーフ×マヨネーズ×柚子胡椒をたっぷりと使用したペーストのみだと味がちょっぴり濃いめなので、卵黄と同時に食べることでちょうど良い味わいに。さすがリュウジさん!味のトータルバランスがビシッと取れています。
朝ごはんやサッと済ませたいランチにはもちろんですが、これはおつまみにも良さそう……!
顎関節症持ちの私は、ナイフとフォークを使って上品に食べましたが「天空の城ラピュタ」のあのシーンを意識して、ダイナミックに食べてみるのも気持ちが良さそうです!