ドイツの名匠!ヴィム・ヴェンダース
現代ドイツを代表する映画監督・写真家のヴィム・ヴェンダースの展覧会『ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし』が、2024年2月1日(木)から3月2日(土)までN&A Art SITEにて開催。さらに2月20日(火)からは『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』が東京都写真美術館にて上映されます。
ヴェンダースは1971年の長編映画デビュー直後から、ニュー・ジャーマン・シネマの旗手として注目を集め、『ことの次第』でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、『パリ、テキサス』でカンヌ国際映画祭パルム・ドール、『ベルリン・天使の詩』でカンヌ国際映画祭監督賞受賞と国際的な活躍を続けてきました。
さらに第76回カンヌ国際映画祭に出品し、主演を務めた役所広司が最優秀男優賞を受賞した最新作『PERFECT DAYS』でも国内外から注目を集めています。
展覧会『ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし』
ヴェンダースが「究極のロードムービー」と称する『夢の涯てまでも』(91)のクライマックスシーンから生み出された鮮烈な色彩の電子絵画作品「Electronic Paintings」(91)に加えて、『パリ、テキサス』(84)ロケ時にヴェンダースが撮影し、写真家としての才能を知らしめたアメリカ中西部の風景写真「Written in the west」(83)シリーズが展示されます。展示作品は一部を除き、会場で購入できます。
『ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし / Wim Wenders’s Lucid Gaze』
会場:N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6)
会期:2024年2月1日(木)〜3月2日(土) 12:00-17:00
休館日:日、月、祝日
『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』上映
「恵比寿映像祭2024『月へ行く30の方法/30 Ways to Go to the Moon』」の地域連携プログラムの一環として、2月20日(火)ら3月1日(金)(2月26日、2月29日を除く)、3月20日(水・祝)の10日間にかけて『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』(94)を東京都写真美術館にて上映。
また2月25日(日)には、上映前トークイベントも開催!『夢の涯てまでも』アソシエイト・プロデューサーの御影雅良と『PERFECT DAYS』企画・共同脚本・プロデューサーの高崎卓馬が、モデレーター墨屋宏明を交えトークイベントを行います。
『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』
会場:東京都写真美術館 1F ホール(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
期間:2024年2月20日(火)〜3月20日(水・祝)
休映日:2月26日、29日、3月2日〜3月19日
上映時間:12:50-17:50|2月20日、21日、24日、25日、27日、28日、3月20日、15:50-20:50|2月22日、23日、3月1日
料金:当日券(座席指定券)一般 2,200円
※当日券は、美術館開館と同時に、東京都写真美術館1階受付にて販売。各種割引及び前売券はなし。
上映前トークイベント【ヴェンダースがみた「過去から未来へのまなざし」『夢の涯てまでも』から『PERFECT DAYS』】
日時:2024年2月25日(日) 11:00-12:00 (12:50の回上映前)
※トークの内容に一部、映画のストーリー等に関する情報が含まれます。
※ご参加は、当日の上映回の座席指定券をお持ちの方が対象です。
※トークイベント終了後 12:50より上映開始。
ライター/SUNNY
※価格は記事作成時のものです。