たくさんのフルーツやスイーツをグラスの中に詰め込んで華やかに彩られたパフェは、まさに食べられるアート。今回は、美しいパフェを愛するSNSフォロワー数2.5万人超えのインフルエンサーmeguboooさん(@megubooo)に、東京都内で味わえる繊細で華やかなパフェをセレクトしてもらいました。見ているだけで心が弾む、豪華なパフェが目白押しです!
ショコラティエが手がける芸術的なパフェ/パティスリー&カフェ デリーモ 麻布台ヒルズ店
2023年11月にオープンした話題の新スポット、麻布台ヒルズの中にある「パティスリー&カフェ デリーモ」は、ショコラティエの江口シェフが立ち上げたパティスリー。「a la minute(すぐに、できたて)」をコンセプトに店内で焼き上げた、できたての焼き菓子をその場でいただけます。
「エリザベス」1個 2750円
麻布台ヒルズ店限定の「エリザベス」は、江口シェフが400年ぶりに日本に再上陸したイギリスの老舗貿易会社「東インド会社」のシェフパティシエに就任したことを記念して作られたパフェ。「紅茶×イチゴ×チョコレート」の組み合わせが魅力的なシグネチャーフレーバー「エリザベス」をパフェで表現した逸品です。
ロイヤルミルクティーとミックスベリー、そして濃厚なチョコレートを組み合わせ、ベリーの甘酸っぱさが利いた上品なフレーバーに仕上がっています。
「エリザベス」の見どころは曲線が美しいカールチョコレート。これは女王の王冠をイメージしていて、イギリスの国花であるローズの香りを添えています。ひと口食べればチョコレートの濃厚さと、ふわっと広がる華やかな香りを堪能できます。
「パティスリー&カフェ デリーモ」では、パフェごとに相性がよい紅茶もセレクトしているので、合わせて楽しむのもおすすめです。
meguboooさんのおすすめポイント
季節によって色が変わる芸術的なチョコレート細工がとてもフォトジェニックで人気が高い「パティスリー&カフェ デリーモ」のパフェ。360度どこから見ても美しいパフェなので、思わず写真をたくさん撮ってしまいます。チョコレートやクリームの甘さと、フルーツやジュレの酸味のコントラストがはっきりしていることと、アイスが2種類入っていて得した気分になれる点がお気に入り。別添えのソースで味変したり、ひと口サイズのチョコレートが付いてきたりと最後まで楽しめるのもうれしいパフェです。
まだまだある!「パティスリー&カフェ デリーモ」のおすすめパフェはコレ!
「ラブソディー」2915円
2024年2月1日(木)から販売中の「ラブソディー」は、チョコレートといちごのあまおう、フワンボワーズで彩られた愛がテーマのパフェ。甘酸っぱい真っ赤なあまおうを主役に、濃厚でビターなチョコレートと甘くてミルキーなチョコレートをふんだんに使用。ほんのり香る華やかなラベンダーの香りや、シャンパンの風味が品格を感じさせる、エレガントなパフェです。
■パティスリー&カフェ デリーモ 麻布台ヒルズ店(ぱてぃすりーあんどかふぇ でりーも あざぶだいひるずてん)
住所:東京都港区虎ノ門5-9-1麻布台ヒルズガーデンプラザB B1
TEL:03-6809-2030
営業時間:11〜22時(21時LO)
定休日:施設に準ずる
細工が美しいお菓子が飾られた豪華なパフェ/Riviere tokyo
三軒茶屋駅より徒歩10分の場所にある「Riviere tokyo(りびえーる とうきょう)」は、フランスの地方にあるパティスリーのような空間がかわいらしいカフェ。パフェだけでなく、フィナンシェなどの焼き菓子やホールケーキなども販売しています。
パフェをはじめとしたイートイン限定メニューは予約優先のため、来店の際には予約をお忘れなく。
「深まる秋のマロンパフェ」1個 2700円 ※現在は販売終了
リビエールでは、毎年秋になるとマロンなど旬の食材を使ったスイーツを販売しています。2023年のオータムシーズンに販売していたのが、グラスの中に秋を詰め込んだ「深まる秋のマロンパフェ」。モンブランのように細く絞られた和栗のクリーム、マロンアイス、ラムレーズンアイスと、旬の食材をたっぷり使用したぜいたくなパフェです。
アイスの下にあるバターが香るカダイフ(「天使の髪」ともよばれる極細の麺)と、コーヒー風味のアーモンドクロッカンのパリサク食感が落ち葉を連想させます。
ポイントはなんといっても細かい細工が施された蝶。これは、マロンのチュイール(フランスのクッキーのようなお菓子)で、お店で手作りしているそう。サクッと軽い食感とマロンのやさしい甘さがマッチしていて、下のマロンクリームと一緒に食べてもおいしいお菓子です。
meguboooさんのおすすめポイント
「深まる秋のマロンパフェ」は、トップの装飾の細やかさや美しさが特に印象に残るパフェ。甘さと酸味のバランスもよく、好みに左右されない味わいもお気に入りです。「Riviere tokyo」のパフェはどれも、フルーツの香りを生かしたやさしく軽やかな構成で、アーモンドクロッカンやココナッツフレーク、カダイフなど食感のアクセントになる素材が多用されているのが特徴的。組み立ても丁寧で、見て楽しい、食べておいしい代表的なパフェだと思います。
まだまだある!「Riviere tokyo」のおすすめパフェはコレ!
「バレンタインと天使のパルフェ・ショコラ」2300円
2024年2月14日(水)まで提供されている「バレンタインと天使のパルフェ・ショコラ」は、10種類のショコラのお菓子を使用したぜいたくな気分を堪能できるバレンタインパフェ。
オレンジやエキゾチックフルーツを組み合わせることで、ショコラの濃厚な甘さはそのままに、さっぱりとした風味が楽しめます。今回のパフェのトップには、チョコレートで作られた愛らしい天使と細かい模様が素敵なハートが飾られ、繊細さと華やかさが両立したかわいらしいパフェに仕上がっています。
■Riviere tokyo(りびえーる とうきょう)
住所:東京都世田谷区上馬2-31-11
TEL:03-6450-7917
営業時間:12時~18時30分
定休日:火曜
ヴィーガン(グルテンフリー)素材で作る体にやさしい華やかパフェ/手づくりの店HANNAH
東京メトロ・要町駅から徒歩8分ほど。「手づくりの店 HANNAH(はんな)」は、毎月4〜5日間、間借り営業をしているカフェ。パティシエ経験20年以上の店主が手がける、旬の素材を生かしたスイーツや軽食がいただけます。メニューは月替わりのため、訪れる際は公式SNSを要チェック。パフェのみ完全予約制なので、予約をお忘れなく。
「HANNAH」ではパフェをはじめとした「動物性の食材を使用しないシリーズ」と、ケーキや軽食などが該当する「世界各国の伝統菓子を参考に制作するシリーズ」の2種類を提供中。原材料の8割がオーガニック食材を使用しているので、健康や美容を意識している人にもおすすめです。
パフェは基本的にヴィーガン・グルテンフリーメニューですが、メニューによっては1部例外があることも。メニューや使用している食材については、公式SNSなどでご案内しています。
「Parfait 春咲き夏の香」2ドリンク付き 2900円 ※毎年4〜5月頃販売
「Pafeit 春咲き夏の香」は、すぐに移り変わってしまう季節の中で一瞬だけ楽しめる春爛漫の風景と、はかない気持ちを表現したパフェ。毎年4〜5月頃に少しアレンジを加えながら販売されています。
南・北杏仁をさらしで絞って作った杏仁豆腐と、杉田梅を練りこんだ手打ちうどん、白いんげん豆を使用しています。「パフェにうどん!?」と驚いてしまいそうですが、味わいは絶品。梅の花をウォッカ漬けにして作った梅花香るソースが、うどんと白いんげん豆のアクセントになっていて、新しいおいしさが楽しめます。うどんの鮮度にもこだわっていて、注文が入るたびに茹でているそう。
グラスの上に丸ごとのせられた、有機里芋やフルーツをベースにしたバニラクリームとカルヴァドス漬けりんごのヴィーガンケーキもインパクト大!ケーキの上の花びらのようなチュイールももちろん手作り。ヴィーガン・グルテンフリーで表現するために、毎回全てのパーツを何度も試作して作り上げたのだとか。
meguboooさんのおすすめポイント
健康・美容を気にかけている人でも食べやすいオールヴィーガン、グルテンフリーなのに、それを感じさせない食べ応えのあるパフェは、「HANNAH」でしか食べられないと思います。ドイツ、スウェーデンなど国をテーマにしたパフェや、手打ちのうどんやスパイスなど、ひと味変わった素材を組み合わせているところもお気に入り。見た目も儚げでやさしい美しさがあり、何度も訪れています。