【PR】創作のためにアート作品画像を貸出するサイト「イメージアーカイブ・ラボ」と実施する「国立西洋美術館展覧会とのコラボ企画」。今回、minneで活躍する作家・SHOLETTEさんにご協力いただき、ゴッホの「ばら」を使ったスプリングコートを制作いただきました。イメージアーカイブ・ラボを利用するポイントや感想と合わせてご覧ください。
イメージアーカイブ・ラボ®とは?
国立西洋美術館展覧会とのコラボ企画
なお本企画への参加には「イメージアーカイブ・ラボ」にて、対象グラフィックの「画像ライセンス(利用許諾)証明書」の購入が必要となります。
詳細ページに記載の応募要項を必ずご確認ください。みなさんのご参加をお待ちしています。
かけがえのない瞬間を彩るお洋服たち
今回はそんなSHOLETTEさんが、イメージアーカイブ・ラボで扱っている国立西洋美術館所蔵作品の画像をつかってつくられた作品を、制作の過程と合わせてご紹介します。
選んだ絵画はゴッホの「ばら」
フィンセント・ファン・ゴッホ≪ばら≫ 1889年 国立西洋美術館 松方コレクション
SHOLETTE
前回のイメージアーカイブ・ラボの作品募集企画に参加した際、ゴッホのことをたくさん調べていたんです。また、今のわたしと年齢が近いこともあり(ゴッホ37歳で死去)なんとなく親近感や愛着を感じていました。
前回のイメージアーカイブ・ラボ企画で制作された「3ピーススーツ −ゴッホ<星降る夜、アルル>より」
SHOLETTE
もともと国立西洋美術館が好きでよく足を運んでいて、ゴッホは有名な画家なのでなんとなく身近に感じていたのですが、今回改めてこういった機会があってゴッホの人生も調べたりしてみたら、全然知っていたようで知らなかったことばかりでした。
アートに囲まれたSHOLETTEさんのご自宅には西洋美術館名作集も。
SHOLETTE
実は昔、国立西洋美術館のミュージアムショップで「ばら」のハンカチを買ってずっと愛用していて、絵画としての魅力ももちろんそうですが、こういう小さな理由を「こうだからこう」と結びつけていくのが好きなので、今回は「ばら」を使おうと思いました。
SHOLETTE
はい。ゴッホの絵画に描かれている人たちがどんな服を着ているか、描かれた時代のファッショントレンドなどを調べてみました。ゴッホ自身の自画像を見てゴッホの着ていた服やディテールについても調べて、制作する作品のイメージを膨らませていきました。
そうして今回は、アトリエコートをイメージした子ども用のスプリングコートをつくることにしました。
厳密にはゴッホの時代はアトリエコートは主流じゃないのですが、ゴッホが羽織ってくれたら嬉しいなという気持ちもこめています。