フランス・パリを拠点とする世界的なホスピタリティグループ「アコー」は、2024年4月1日、日本初上陸のプレミアムホテルブランド「グランドメルキュール」12軒と「メルキュール」10軒を一斉に開業。今回は首都圏から近い【グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ】にうかがいました。 ※グランドメルキュール/メルキュール22ホテル開業事前内覧会
|標高約1,000m、森の中のリゾートホテル
グランドメルキュールは、その土地の文化を感じられる “Proudly Local~その地に、誇りを~” がコンセプト。旧ロイヤルホテル 八ヶ岳をリブランドして、一部の客室や館内設備をリニューアル。八ヶ岳の裾野、標高約1,000mの森の中にあるリゾートホテルです。
▲中央自動車道「長坂IC」より車で約15分 <画像提供:グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ>
館内のラウンジなどパブリックエリアでは、ヒノキをベースにベルガモットと柚子をアクセントにした香りでゲストを迎えます。グランドメルキュールジャパンオリジナルのパルファムです。
▲壁のアートが印象的なモダンなフロントでチェックイン
ホテルのある八ヶ岳南側の山麓は先史時代の遺跡が多く残り、フロント背後の石が並ぶデザインは、同心円状に広場や建物が並ぶ縄文時代の「環状列石」をイメージしています。客室には歯ブラシが用意されますが、それ以外のアメニティが必要な場合はフロントでお渡しします。環境に配慮したサステナブルなアメニティがそろいます。
▲開放感たっぷりのロビーラウンジ
ゆったりとしたロビーラウンジは、ホテルステイを楽しむためのスペースです。15時から18時まではソフトドリンクやワイン、お菓子を提供。21時から23時まではアルコール類も用意します。
|マウンテンビューを楽しむ客室
アサインされた客室は、リブランドに合わせてリニューアルされた「スーペリアツイン 」。天気が良ければ富士山や北岳、間ノ岳など、日本の最高峰ベスト3の山を眺望。さらに南アルプスの山々や韮崎市の街並みなども見られます。条件が合えば富士山と日の出の共演も見られるので、年末年始は特に人気の客室です。
▲「スーペリアツイン」は36.1平米、定員は最大4名
客室は、富士山側の「マウンテンビュー」と「八ヶ岳&森ビュー」の2タイプ。特にスーペリアツインには、地域の自然や伝統工芸をモチーフに、間接照明を採り入れるなど、モダンなデザインが施されています。
▲雄大な八ヶ岳を思わせるアート
ヘッドボードに描かれた絵には、甲州に400年以上続く鹿皮に漆で柄を施した伝統的な革工芸品 “甲州印伝(こうしゅういんでん)” をモチーフにして、点々とドット柄が入っています。
▲スーペリアツインのバス・トイレ・洗面台は独立タイプ
洗面はスポットライトや鏡のバックライトなど間接照明にこだわっていて、雰囲気のあるホテルステイを演出します。
▲リニューアルされた客室のバスルーム。このほかユニットバスの2タイプがあります
広いバスタブを備え、黒いアクセントウォールやスポットライトで雰囲気を出しています
▲グランドメルキュールジャパンのモチーフロゴが描かれたスリッパ
グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパでは、大浴場の行き来はもちろん、レストランを含むホテル内では、浴衣や館内履きのスリッパで自由に移動できるのも高ポイント。グランドメルキュールジャパンのロゴは、人と人を結ぶ意味をもつ水引をモチーフに、中央には菊をかたどり、まわりは富士山をイメージ。この模様は浴衣にも施されます。