お気に入りの趣味棚も、この3色が入るようにご自身でデコレーションされたそう。
「棚自体は前の住まいから使っていたのですが、今回手を加えてようやく完成した感じがしますね」
棚の上に置かれた積み木も3色。子どもの頃に好きだったという積み木をお部屋に取り入れ、毎週の掃除やディスプレイを見直すタイミングで組み替えられているのだそう。
「毎回心が赴くままに組み立てていますが、同じものはできないのが良いところですね。その時々の気持ちや思考が反映されていると思います」
ワンルームの室内を区切って使用する際の間仕切りにも色合いを意識して。キッチンと収納スペースは存在感のあるMARIMEKKOのSeireeniを使用。
撮影当日、友人からのプレゼントとして届いたMoMA Design Storeの時計も3色が特徴的。
軸となる色合いが各スペースに加わっていくことで、より理想の空間へと磨かれていました。
日が落ちてもさらに楽しめる空間づくり
お部屋を見渡すと各所に間接照明が置かれているMasashiさんのお部屋。照明計画にも自身の考えが反映されていました。
「照明は必ず温白色で、間接照明は、夜に間接照明だけで過ごせるくらいのボリューム感が必要だと考えています」
「配分としては、ベースライト:間接照明は4:6が気持ちよく。そこに基づいてレイアウトも考えています」
照明計画でも中心になっているのはコーヒースペース。
「思い描いていたことが再現できた空間だからこそ、ここにメインのフロアライトを当てて朝も夜もお部屋の中心になるようにしています」
照明を当てることでより楽しめるアイテムもありました。ディスプレイスペースに置かれた大人向けのLEGO 「Jazz Quartet」は作った思い出とともに暗い時間にさらに粋な演出ができるようになっていました。
「日が落ちた頃に小さなスポットライトを当て、後ろにスピーカーを置き音楽を流すことでジャズライブをしているように演出して楽しんでいます。自分が上京してハマったジャズ喫茶巡りと、彼女と一緒に長時間かけて作ったレゴということもあり、より愛着が湧いていますね」
照明もインテリアもしっかりと理想のイメージや考えをもってお部屋を作り進められているMasashiさん。今後は、インテリアのアップデートをしつつ、植物やプロジェクターでお部屋時間をさらに充実させていきたいそう。今後のお部屋のバージョンアップからも目が離せませんね。
Masashiさん(@_sanshoku_room)さんのInstagramアカウントはこちら
text&photo : Tsubottle
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)