ものの選び方は「住まいの色合いに合うか」「置く場所に合うか」「複数の使い道があるか」の3つだと話すSahoさん。
「ベースとなる家具の質感と色をなるべく揃えるようにしています。我が家だと、木製のものでブラウンの色合い。小物もそのベースに合うもので、白やガラス製のインテリアを選ぶことが多いです」
住まいのベースになっていたのが、長年使われているリビングのチェスト。
「働き始めた頃に暮らしていたマンションで“ご自由にどうぞ”と置かれていたものです。素敵なアンティークで状態もすごく良かったので、すぐに住まいへ迎え入れました」
「このチェストが我が家にとって最初のアンティークで、その後のアンティーク選びの基準にもなっています。鎌倉の御成通りのお店で買ったハギレや100円ショップのアイテムも用いて大切に使っています」
チェストの中には、お香や薬など日用品が入れられていました。
色合いが異なるものを選ぶ時は、部屋を撮影しておき、買うものが空間に馴染むか確認するようにしていました。
「最近購入した紫の花瓶も、先に棚を撮影しておいて購入するものと見比べることで確認していきました。合わせて見ると意外と違和感に気がつくのでオススメです」
色やデザインが合っても、使う用途をイメージして最終確認。
「飽きて捨ててしまうことが多かったプラスチック用品や、使い道が1つしかないものは買わないようにしていますね。ものを買うときは、2通り以上の使い道ができるものを選ぶようにしています」
「例えば、器類は料理を盛り付けたり、絵として飾ったり、アクセサリー置きにしても気に入るものを選ぶようにしています。最近、旅行で購入したお猪口はお香立てにしていたりもしますね」
同様に、籠類もキッチンをはじめ、自室のコード隠しなど、複数の⽤途で使っているそう。
「海外の方の暮らしを見ていると、ものの使い方についての発想が面白いと感じることが多くあります。枠に捉われないよう自分も考えていきたいです」
理想の暮らしのイメージや必要な家具も揃ってきた今、また新しい環境での暮らしも考えられているというSahoさん。
「この場所での暮らしも好きなのですが、出社の機会が増えたのもあり、もう少し会社に近い異なるエリアに住んでみたいと思っています。下町の良さや自然を感じる環境にも憧れがありますね。場所が変わっても今あるものを大切に使いながら暮らしを考えていけたらと思います」
環境の変化が、住まいや暮らし方を考えるきっかけになっていたSahoさん。今後、また新たな変化を迎える中で、どんな住空間をつくられているのか楽しみですね。
Sahoさん(@saho_tezawari_kurashi)さんのInstagramアカウントはこちら
text & photo : Tsubottle
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
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