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軽井沢でつくるブランドトマトが起こす働き方革命。「売らない農業」を探求する2代目の真意

旅行・おでかけ

軽井沢ならではのニーズ

柳沢さんは、かつて父親がしたように、栽培しやすい作物を探すことで農業の働き方改革にも挑戦しています。

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Akiko Kobayashi / OTEMOTO

観光客が多い軽井沢ならではのニーズを汲み取り、エディブルフラワーやハーブ、スプラウトなど、見た目が華やかな野菜をミックスしたサラダセットをホテルやレストランに提供しています。

「珍しい野菜は、一般的な野菜よりも高価値で取引できます。また、水やりの手間がかからなかったり、腰をかがめず立ったままで世話ができたりすることも考慮しています」

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2軒目の「YFarmRestaurant」
写真提供:柳沢農園

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「移住してきた人たちが軽井沢ブランドを使っておもしろいことをしているのを見ると、軽井沢出身者としては負けていられません」

2024年7月26日には、2軒目のレストランを軽井沢安東美術館にオープンしました。農園と食卓、つくる人と食べる人をつなぐ拠点となるよう、柳沢さんの探究は続きます。

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OTEMOTO
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