家計簿を作り、お金の動きを可視化する
彼氏のお金がなくて悩んでいる人は、家計簿をつくりお金の動きを可視化することをおすすめします。今の生活を改善するためには、まず現状の課題の認識が大切です。まずは1~2カ月、1円単位で出費や収入を記入しましょう。
細かく記載してみると、意外な部分で無駄遣いが発覚することも。とくに「コンビニでつい買いすぎた」「缶コーヒーを毎日買ってる」などのような形に残らない消費は、家計簿をつけないと意識しにくいので要注意です。
彼氏のお金を管理する
もし彼氏が嫌がらないのであれば、彼氏のお金をあなたが管理するのも一つの手段です。必要な分だけ渡す「お小遣い制」の導入は、彼氏の金銭感覚を改善できる可能性があります。
まずは彼氏の収入の全容を把握したうえで、可処分所得を定量的に設定しましょう。「今月使えるのは〇万」という意識があれば、彼氏の消費活動にも変化が期待できます。
2人で一緒に貯金を始める
どれほど仲が良いカップルでも、お金の話は少ししにくいものですよね。彼氏にばかり改善策を押し付けるのが忍びない人は、2人で一緒に貯金を始める方法もおすすめします。
貯金は、金銭感覚の改善・将来のための貯蓄の実現・可処分所得の無理のない制限などの観点から、2人にとって良い効果を与えてくれます。最初は「毎日100円」のような無理のない貯金から始めていきましょう。
結婚するための定量的な目標を設定する
彼氏との将来を真剣に考えている人は、結婚のために必要な金額を明確に設定することをおすすめします。たとえば結婚では、一般的に婚約に約10万円、結婚式に約300万円、新婚旅行に約45万円、新生活には約25万円程度かかるものです。
上記の数値はあくまで目安ですが、安心して結婚するためには、結婚式を挙げない場合でも最低100万円は確保しておきたいもの。彼氏とも必要資金の情報をシェアしつつ、地に足のついた現実的な貯蓄をスタートしましょう。
お金がない理由が重要。話し合いで彼氏の反応を見よう
今回は、お金がない彼氏のデメリットや、別れるべき彼氏・別れないほうがいい彼氏の見分け方などをご紹介しました。長い人生、誰しも金欠の時期はありますよね。彼氏のお金がないこと自体は、大きな問題ではありません。大切なのは、お金がない理由や現状への取り組み方です。
とはいえ今後も付き合い続けるのであれば、お金の価値観を合致させておくことは重要です。不安や不満は1人で抱え込まず、勇気を出して彼氏と共有してみましょう。別れを決断するのは、お金の話をしたときの彼氏の反応をチェックしてからでも遅くはありません。