静岡市にある「なかじま園 農園カフェ」は、静岡県の豊かな自然の恵みを活かしたスイーツが楽しめる隠れた名店。地元の人々や観光客に愛され続け、店の外にできる長い順番待ちの列がその人気ぶりを物語っています。なぜこれほどまでに人々を惹きつけるのか……人気の理由に迫ります。
静岡の絶品スイーツが堪能できる!「なかじま園 農園カフェ」の魅力
JR静岡駅から車で20分ほどの場所にある「なかじま園 農園カフェ」は、2011年4月にオープンした人気のカフェ。地元の人々だけでなく、遠方からの訪問者も多く、今やその名は広く知られるようになりました。
「なかじま園 農園カフェ」では、店舗周辺に7カ所のビニールハウスをもつイチゴ農家「なかじま園」が育てたイチゴやメロンをふんだんに使用したスイーツがいただけます。
開放的な店内で、イチゴを栽培する農園の景色を眺めながら、季節ごとに変わるフルーツの美味しさを心ゆくまで楽しめる場所なのです。
自社農園で育てたいちごが主役の贅沢スイーツ
「かき氷」1100円
冷凍イチゴを丸ごと削って作るかき氷は、暑い夏にぴったりのさっぱりとした味わい。イチゴは、フルーティーな香りと優しい酸味、そして強い甘さが特徴の、静岡生まれの「きらぴ香」を、約1パック分贅沢に使用しています。
お好みで自家製の練乳とジャムソースをたっぷりとかけていただきましょう。
かき氷が崩れないように上手に食べるポイントは、真ん中に穴を開けて中に落とし込むように食べること。お店の方が、食べ方のコツを教えてくれました。
農園で採れた冷凍イチゴをふんだんに使った「パフェ」1000円は、ジャムソース、冷凍イチゴスライス、ソフトクリーム、グラノーラなどの色鮮やかな層が華やかで、食べる前からテンションが上がります。
冷凍イチゴごのシャリっとした食感がアクセント。生のイチゴとはまた違ったさわやかな味わいが、暑い季節にぴったりです。
画像提供:なかじま園 農園カフェ
イチゴの収穫シーズンである冬から初夏にかけては、生のイチゴをたっぷり使ったパフェが登場します。パフェはテイクアウトも可能なので、店内が満席の時は持ち帰って車で食べるという人も多いそうですよ。
メロン好きにはたまらない!季節限定パフェ
夏の暑さが本格的になる7月から9月頃にかけては、「メロンパフェ」1300円が登場します。自社農園で育てられた新鮮なメロンをふんだんに使っていて、メロンのジューシーな甘さが口いっぱいに広がり、まさに至福のひととき。
「メロンパフェ」には自家製シャーベットを使用。そのなめらかな口当たりとメロンの自然な甘さが絶妙にマッチしています。メロンが採れる9月上旬までの提供となるので、機会を逃さずに楽しんでください。
「なかじま園 農園カフェ」は、常に新しい挑戦を続けています。次に目指すのは、ブドウの栽培。2~3年後には、自社農園で育てたブドウを使ったスイーツが登場するかもしれません。
訪れるたびに新しい美味しさに出会える「なかじま園 農園カフェ」。静岡を訪れた際には、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
■なかじま園 農園カフェ(なかじまえん のうえんかふぇ)
住所:静岡県静岡市葵区羽鳥本町11-21
TEL:054-277-2322
営業時間:10~17時
定休日:1月1日
Text:本杉まこ
Photo:森島吉直(くふうしずおか)
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