無料の会員登録をすると
お気に入りができます

[おとなのソロ部]大阪「おひとりさまカフェ float」でスイーツと読書を楽しむささやかなソロ時間。2024年5月オープン

旅行・おでかけ

京阪電車樟葉(くずは)駅から徒歩約13分。電車を降りてゆったりお散歩も楽しめる距離に「おひとりさまカフェ float(ふろーと)」はあります。“おひとりさま”のためにしつらえられた店内は、座席の間隔も広く、静かで落ち着ける雰囲気。読書をしたり、物思いにふけったり、日記を書いたりと、自分だけの時間が過ごせます。

日常からちょっとだけ“float(浮く)”するカフェ

picture

「おひとりさまカフェ float」(以下、float)がオープンしたのは2024年5月。かつて同じ枚方市内でカフェを経営していた丸本小夏さんが、同店でイベントとして行っていた“静カフェ”を軸にしたカフェを、と構想を練り、この地で改めて店舗を構えました。

picture

長さ4mの大きなテーブルは特注。青いタイルは水中をイメージ

コンセプトは「私の、ささやかなひとり時間。」
やらなければならないことに追われがちな日常を抜け出し、まるで水の底に沈み込むような感覚で静かにゆったり過ごせるカフェ。この場で自分を大切にしながら心を癒やし、明日軽やかにfloat(浮く)できるように、との思いが込められます。

picture

長時間座っていても疲れにくい椅子を厳選

ひとりの世界をとことん満喫できるように、ささやかなルール作りがなされています。禁止事項は、会話をすることと、PCで作業すること。お子さんの来店は、ひとりで静かに座っていられるなら大丈夫。カップルや友人同士など複数人で訪れることもできますが、その場合は席を離しての案内になります。

月替わりのパフェはぜひ食べておきたい!

picture

自分を癒やすためのスイーツやドリンクにもしっかりと力を入れているのが、「float」のうれしいところです。とくに人気なのが月替わりのパルフェ。8月~9月中旬頃までは「いちじくと紅茶のパルフェ」1700円が登場しています。

picture

グラスの中は、フレッシュなイチジクに加え、自家製グラノーラやマロンの渋皮煮、紅茶のブランマンジェなど、おいしいものがどっさり!

picture

こちらにはぜひ、華やかな香りとすっきりとした喉越しの「白桃の烏龍茶」600円を合わせて。フランスの紅茶ブランド「パレデテ」のお茶で、オーナーの小夏さんがフランスに数カ月滞在していた際に知り、香りと味わいに惚れ込んだものなのだそう。
ジューシーなイチジクの果肉を味わいつつ、香り豊かなブランマンジェやコクのあるマスカルポーネのアイスクリームを楽しみ、グラノーラで香ばしいアクセントを堪能する。話しかけることも話しかけられることもない、ひとりだけのリッチなスイーツタイムを心ゆくまで楽しみましょう。

チーズケーキとオレンジジュースでひと息

picture

月替わりのベイクドチーズケーキも楽しみにしている人が多いメニューのひとつです。8月の「マンゴーとココナッツのチーズケーキ」700円には、「みかんジュース」700円を合わせるのがおすすめです。

picture

濃厚なチーズケーキの味わいにマンゴーのさわやかなアクセントが利いて、暑い時期にもぴったりのおいしさです。甘さ控えめで後口もさわやかなので、ぺろりと食べてしまえますよ。

picture

ちなみに、オレンジジュースは広島県尾道にある「カンキツスタンド オレンジ」から取り寄せたもの。柑橘100%のストレートジュースで、ふくよかな甘みと芳醇な香りが口いっぱいに広がります。このような、探さないと辿り着けないおいしさがさりげなく用意されているのも、「float」の魅力です。

メニュー表には本のリストが! 読書タイムも楽しめる

picture

店内には小さな本棚が設けられ、自由に手に取って読むこともできます。小説やエッセイ、ノンフィクション、辞典までさまざまなジャンルの本が並んでいるので、今の気分がきっと見つかるはず。

picture

何か読みたいけれど、何を読めばいいかわからない……という人には、メニュー表に隠れているsecret book listを活用してみてはいかが? 「人生の岐路に立っているあなたに」や「仕事との向き合い方に悩んでいるあなたに」など具体的に示され、番号を伝えればそのタイトルを持ってきてもらえます。

picture

店内には「floatの自由帳」と題されたノートが

「floatの自由帳」には訪れた人の感想や思いが書き込まれ、読んでいるだけでも楽しいです。
いろんな人がひとりでここに訪れているんだなぁと実感し、ひとりだけどひとりじゃない……!と感じられます。読んだ本の感想を書いてもいいかもしれませんね。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ