京都府宇治市に新しく誕生した「ニンテンドーミュージアム」。マリオなどの人気キャラクターや懐かしいゲームの展示、体験、ワークショップ、カフェにショップが入った複合型博物館です。ニンテンドーの歴史にふれつつ楽しい仕掛けがたくさんの注目スポットをご紹介!
任天堂の歴史を辿る「ニンテンドーミュージアム」
© Nintendo
館内を紹介する前に、任天堂の歴史を簡単に説明します!
マリオやポケモンなど、人気ゲームを多数世に出している任天堂。その歴史は古く、明治22年(1889)に創業者の山内房治郎が京都市下京区にて花札の製造を開始したのが始まりです。
1969年にトランプや花札、ゲーム機の修理などを行う工場が建設され、1988年には名称を「宇治小倉工場」としました。宇治小倉工場は長らく倉庫としての役割を果たしていましたが、2024年10月に任天堂の歴代商品を展示する施設「ニンテンドーミュージアム」に生まれ変わります。
写真は、歴史を感じる花札の展示。鮮やかな色彩が色あせることなく残っている様子は、当時から高い技術力を誇っていたことがよくわかります。
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1977年に初めて家庭用ゲーム機器を発売して以来、多くのゲーム機器を発売している任天堂。子どもの頃によく遊んだあのゲームやキャラクターにもう一度出会えるかも?さっそく中を見ていきましょう!
入場したらもうゲームの世界! 展示室は懐かしのあのゲームたちが大集合
入場ゲートを入ると人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」でおなじみの土管やハテナブロックが目にとびこんできます。まるでゲームの中に入り込んだようで、わくわくしますね。土管は中に入ることができるので、ここで記念撮影をするのがおすすめです
館内にはポケモンマンホール「ポケふた」が!懐かしいゲームボーイも描かれています。これは館内に入った人だけが出合えるレアなポケふたですよ。ぜひチェックしてみてくださいね。
では館内に入ってみましょう。エントランスでは5人のキノピオがお出迎え。実はこのかわいいキノピオたちには楽しい仕掛けがあります。
なんと頭を押すと声を出すんです! 全員押すと合唱しますよ。ついでに首もゆらゆらして、とってもキュートなキノピオたちです。
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展示は、第1展示棟の2階から見学スタート。ここでは過去に発売されたゲームソフト・ゲーム機の展示をしています。
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こちらは各ゲーム機で発売されたゲームソフトが並んでいます。展示棚の上部にあるモニターとスピーカーからは各ゲームソフトのプレイ映像が流れていて、懐かしさ満点です。
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ゲームソフト展示の裏側にはゲーム機の展示。各ゲーム機の特徴や当時のCM映像などを見ることができます。
天井には巨大なコントローラーが!©Nintendo
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このほかにもテーマごとの展示や、ファミリーコンピューター以前に発売した商品、ゲーム&ウォッチなど、さまざまな商品が展示されています。海外で発売されたパッケージなど、珍しいものもたくさんあるのでじっくりと見学するのが楽しいですよ。