ポイント3. 仕上げにドライヤーの冷風モードを使用する
仕上げにかけるとキューティクルが引き締まってツヤUP
「冷風には開いたキューティクルを引き締める効果が。温風と違って水分を飛ばしすぎずにきちんと乾かすこともできるので、冷風仕上げが基本」(美香さん)
髪の毛をサラサラにする方法⑤朝晩のブラッシング
ブラシは朝と夜、それぞれの用途に適したものをチョイス
「朝のブラッシングは、静電気の起こりにくい天然毛のブラシで頭を優しく撫でるような感覚で行って。その際、より目が詰まったものを選んで。開いていたキューティクルが閉じて一定方向に整うことで、しっとり髪本来の艶がよみがえります。また夜のブラッシングは天然毛と先端が丸いナイロン毛をミックスしたブラシをチョイス。頭皮にも心地よい刺激を与え、毛穴に詰まった汚れも浮かびやすくなります」(田村さん)。
朝のブラッシング方法
⒈ 寝起きの絡んだ毛先をときほぐす
寝ている間の摩擦でもつれた毛先をほぐすためにブラシをもたない手で髪を支え、毛先から少しづつとかす。スムーズにブラシが通ればOK。
⒉ 地肌にブラシを優しくあて、艶をアップ
地肌にそってブラシをいれることで、天然の皮脂が髪全体に行き渡って自然な艶がでる。またマッサージ効果で頭皮の血行が促進。顔色もパッと明るく。
⒊ 表面の髪を上から下になでてキューティクルを整える
開きっぱなしのキューティクルを閉じるため、毛先に向かって髪表面をなでるようにブラッシングする。全体が美しい艶髪に整う。
夜のブラッシング方法
夜のブラッシングは、汚れを落とすために行います。髪に付着したほこりなどの汚れはもちろん、頭皮を刺激して不要な角質や皮脂汚れを浮かすのが目的。「力はいれすぎず、優しく、細かく行うのが基本です。まずは毛先からとかして、付着したほこりや絡みをほぐします。さらにブラシを使って地肌に軽くあててとかしあげましょう。ポイントは、"下から上へとかす"こと。毛流れに逆らって、はえぎわから頭頂部に向かってとかし上げるといい刺激に。ちょうどポニーテールを作るようなイメージで、2〜3回行うと毛穴周りやその奥に詰まった皮脂や角質を浮かせたりかき出すことができ、頭皮もすっきりしますよ」(田村さん)
髪の毛をサラサラにする方法⑥アイロンを正しく当てる
4段階に髪を分けて160℃をベースに当てる
「髪を大きい束にして当てると熱が伝わりにくく傷みの元に。頭頂部から髪を4段階に分けて少しずつ束にして当てて。温度は160℃をベースに」(AYAMARさん)
アイロンは髪が濡れた状態での使用NG
「髪が湿っている状態でヘアアイロンをかけてしまうと、とてもダメージが大きいです。きちんと乾かした状態で使いましょう」(小走さん)
髪の毛をサラサラにする方法⑦ナイトキャップで就寝時の摩擦をカバー
シルクビューティナイトキャップ オープン価格/コジット
シルク100%でサラリとしたつけ心地
就寝時の髪を包み込み摩擦や外敵刺激から守る。
「就寝時にも髪のダメージはあるんです。たとえば寝返りや体制が変わることで摩擦がおき髪を傷めたり、髪と髪が絡まったり。ナイトキャップなどで防ぐのもひとつの方法です」(RYOさん)