こだわりのヴィンテージ家具に囲まれた空間
最後にご紹介するのは、38平米ほどの1LDKにで二人暮らしをされている三浦さんのお部屋。ヴィンテージの家具や遊び心のある小物たちが彩る、おしゃれな空間が魅力です。LDKの広さは約10畳。ダイニングテーブルと一人がけのリラックスチェア、そしてラグを敷くことで、くつろぐスペースと食事をするスペースをゆるやかに分けています。
折りたたみもできるというダイニングテーブルは、栃木の「scales apartment」で購入したもの。ERCOL(アーコール)のスティックバックチェアや仁平古家具店で購入したスツールなど、さまざまなタイプの椅子が揃うことで、味のあるおしゃれな空間に仕上がっています。
テーブルの上のライトはルイス・ポールセンの「パンテラポータブル」。ペンダントライトは「PH5」。存在感がありながら、爽やかなホワイトがお部屋に優しく馴染みます。強すぎない繊細な光で、お部屋に奥行きも生まれます。
恵比寿にあるアンティークショップにて、店舗内装の入れ替えのタイミングで購入したリビングの棚。お部屋のグリーンとも相性の良い木の質感で、空間にすっきり馴染んでいます。ユニークな雑貨たちをおしゃれにディスプレイし、遊び心を感じられるコーナーに。
テレビボードとして使われている二つの棚は、それぞれ別の場所で購入したもの。テレビボードとして販売されているものを使うよりも生活感が抑えられ、洗練された印象になっています。
アイテム選びで広く見せる工夫も
さまざまなインテリアとの出逢いを大切にしている三浦さんならではのお部屋。おしゃれなだけでなく、足つきの家具を選ぶことで床が見える面積を多くしたり、部屋のコーナーに大きな観葉植物やアートを飾って、そこにスポットライトを合わせることで視線を集めたりと、コンパクトな空間をなるべく広く見せるための工夫も参考になります。
1LDKのお部屋で、おしゃれで快適な暮らしをしている方のアイデアをご紹介しました。コンパクトな空間でも「好き」を諦めない工夫で、理想の暮らしが叶うかもしれません。
photo / goodroom journal
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