コンパクトなのに収納力抜群で、部屋に置くだけでショップのような雰囲気を演出してくれる、キャスター付きのワゴンラック。自在に移動させることもできて使い勝手がよいものの、うまく使いこなせないと悩む方もいるのではないでしょうか。今回は、インフルエンサーの実例をもとに、ワゴン収納アイデアをご紹介します。
ワゴンラック、どう使うのが正解?
IKEAや無印良品、ニトリなどでも取り扱いがある、ワゴンラック。便利なものではあるけれどなかなか使いこなせない…という方に向けて、ワゴン収納アイデアの実例を6つご紹介します。中にはリビングやキッチンだけに留まらない、意外な使い方も。家中で大活躍するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.クローゼットの中でバッグ類を収納
29平米の1Kで暮らす撫子さんは、クローゼット収納にワゴンラックを活用。バッグ類や小物をまとめて収納したワゴンラックを、クローゼットの中に入れてしまっています。キャスター付きで自在に動かせるので、物を取り出す時はワゴンラックごと引き出せるのが便利なポイントです。クローゼットのデッドスペースも活用できる、一石二鳥のアイデアです。
2.時間帯によって1つのワゴンを使い分け
11畳のワンルームで暮らしながらフルリモートで仕事をするot.jakさんは、IKEAの「RÅSHULT(ロースフルト)」に仕事で使う道具を収納し、デスク下に置いています。上段にはウェットティッシュとコントローラー、中段にはタブレット類を収納。仕事で使うMacBookがぴったりフィットするサイズ感で、いつでも手に取れる場所に置いているそうです。
下段には充電器やアロマスプレー、ボディクリームなどのアイテムも収納し、寝る前にはワゴンラックごとベッド横に移動させます。仕事中と寝る前のリラックスタイム、2つの時間帯で活用できるのは、置く場所を問わないワゴンラックならではです。
3.大きなキッチンワゴンを使って空間を仕切る
続いては、18平米のワンルームで自分らしい暮らしを楽しむShintaro Oyaさんのお部屋から。IKEAの大きいキッチンワゴンに調味料や食材、調理器具などを置いています。ワンルームで空間に仕切りがないので、キッチンと寝室スペースの間の境界としてこの場所に置いているそう。キッチン収納と部屋の仕切り、1台2役のワゴンラックです。
4.水切りカゴ代わりに
4人家族でリノベーションした団地に暮らすtmte_ieさんは、IKEAのワゴンをキッチンに置いて、最上段を水切りカゴとして使っています。中断と下段には、ハンドブレンダーやざるなどの調理器具や布巾、鍋敷きなど、キッチン周りで使う物を中心に収納。
キッチンで洗ったお皿をワゴンに積んだら、ワゴンごと窓際に移動させます。日が当たるところに置いておくことで、しっかり乾くのだそう。お皿が乾いたらまたワゴンごと食器棚の近くに移動させれば、片づけも楽ちんです。意外な使い方ですが、とても理にかなったアイデアですよね。
5.必要な物をなんでも収納して、生活の中心に
コンクリート打ちっぱなしの26平米・1Kに住むamiさんは、くつろぎスペースの中心にボビーワゴンを設置。引き出しやサイドにも収納できるスペースがたっぷりあり、本や雑誌のほか、文房具やカメラを入れています。天面には観葉植物のほか、香水や腕時計などの身だしなみを整えるアイテムを飾りながら収納。
引き出しが1段ずつ回転するので、中の物を取り出しやすく、使い勝手は抜群です。ソファのそばに置いてるので、必要な物がある時にはソファから動かずとも手が届くのだそう。幅広い使い方ができるのも、お気に入りのポイントだと言います。
ワゴン収納のアイデアを5つ、ご紹介しました。クローゼット収納に活用したり、水切りカゴとして使ったり、空間を仕切ったりと、どれも収納の自由度が高いワゴンだからこそのアイデアばかり。ぜひ部屋づくりの参考にしてみてくださいね。
photo / jenuhome,atto._.home
mii(@tmte_ie)
OT|メゾネットワンルームひとり暮らし(@ot.jak)