何年か離れていても、何度でも巡り会う
本当に縁がある人とは、何年か離れていても何度でも巡り会えるとされています。たとえば10年以上連絡を取っていなかった相手でも、ふとした拍子に再会できるもの。一見するとお互いに共通していないシーンで出会うこともあり、運命の力に驚かされます。
縁がある相手とは、物理的な距離が遠くなったとしても、縁が切れることはありません。何年後、何十年後でも、何かしらの形で必ず接点が生まれます。そのためお互いのことを「昔からの腐れ縁」と称することも珍しくありません。
価値観や美的感覚が合う
価値観や美的感覚が合うことも、本当に縁がある人の特徴です。価値観や美的感覚は、家族や恋人であっても合わないのが当たり前です。どれほど親しい仲であっても、結局は他人と他人。価値観が完全に合致することは、基本的にはありえません。
しかし本当に縁がある人とは、驚くほどの価値観の一致を感じられます。「この人は自分の分身?」と思うほど感覚が共有でき、独特な一体感を得られるでしょう。表面的な意見は異なっている場合でも、根幹の価値観や思考プロセスは合致しているため、離れがたい安らぎを抱けます。
出会ってから幸運な出来事が続く
本当に縁がある人と出会うと、不思議と幸運な出来事が続きます。なぜなら縁がある人は、自分に幸運を呼び寄せてくれるラッキーパーソンだからです。縁がある人とで出会うことによって、人生や生活の運気が好転し、ポジティブな出来事が増えていきます。
日常的に小さなラッキーが続いたら、縁がある人と出会えたサインかもしれません。また相手もあなたと出会うことによって、日々をポジティブに感じられるようになります。2人が一緒の時間を過ごせば、お互いの運気を高め合うような素敵な関係性になれるのです。
ほかの人にはないシンクロニシティが発生する
本当に縁がある人とは、ほかの人にはないシンクロニシティが発生する傾向にあります。シンクロニシティとは、理屈では説明できないような「意味のある偶然の一致」です。一見すると無関係な出来事が、偶然では片付けられないような形で起こることを意味します。
たとえば遠方の旅行先で相手と出会ったり、同じタイミングで花瓶やお皿を割ったり、同じ日に髪を切ったり。一つひとつは小さな偶然の一致に見えますが、それが何度も続けばシンクロニシティといえます。普通の確率ではありえない出来事が続く相手は、縁がある人と考えられるでしょう。
相手と共有したいことがどんどん浮かんでくる
相手と共有したいことがどんどん浮かんでくることも、本当に縁がある人の特徴です。なぜなら縁がある人とは価値観が近く、感覚や感情の共有が容易であるからです。一つの出来事を同じ目線で楽しめるため、一緒の時間を過ごすごとに喜びや幸福感が湧いてきます。
共有する出来事は、大きなイベントである必要はありません。たとえば道端で美しい花を見つけたときや、夜に空を見上げたら星空が綺麗だったとき。日常的な発見を「あの人にも見せたいな、伝えたいな」と思ったときに浮かぶ相手が、あなたにとって縁のある人なのです。
相手の考えていることが直感的にわかる
本当に縁がある人は、考えていることが直感的にわかります。顔を合わせて話していると「言葉ではこう言っているけれど、本心は違うことを考えているな」「表情には出ていないけれど、今とても喜んでいるな」などのように、相手の思考を覗いたかのような気付きを得られます。
また離れた場所にいても、テレパシーのように相手の感覚を共有することも。たとえば、ふとした瞬間に脳裏に相手の笑顔が浮かんだり、突然相手の状態が心配になったり。まさに、不思議な力で結ばれているかのような感覚を得られるでしょう。
一緒にいるだけで心が安らぎ、眠くなってくる
本当に縁がある人と一緒にいると、心が安らいで眠くなってきます。人を含むすべての動物は、危機感を抱いている場所では神経が興奮し、眠気が遮られます。眠気を感じるためには、「ここなら絶対に安心」と思える場所や条件が必要です。
縁がある人の隣は、あなたにとって絶対の安心感を与えてくれる場所です。縁がある人と一緒にいると、緊張感が解けて心が穏やかになり、自室にいるような「安全が守られている感覚」を得られます。その結果、心身ともに脱力感を抱き、自然と眠気を感じられるのです。
心の奥のほうにいつも存在しているような感覚がある
本当に縁がある人の特徴として、心の奥のほうにいつも存在している感覚があることも挙げられます。縁とは、自分の心から伸びている「糸」にも例えられるものです。糸のように結ばれた縁は、相手がどれほど遠くにいても、決して切れることはありません。
縁がある人とは、同じ糸を共有している相手。つまり一心同体のような存在です。自分という人間を構成する要素のなかに、相手の存在も含まれています。そのため相手を思い出す際も、思いつきのようにパッと頭に浮かぶというよりは、記憶や心の深い場所から浮き上がってくる、という感覚を抱くでしょう。
「好き」よりも「会いたい」が勝る
本当に縁がある人へ抱く感覚は、「好き」よりも「会いたい」が勝る傾向にあります。誤解されることもありますが、縁がある人とは恋愛対象とは限りません。自分の性別や年齢にかかわらず、すべての老若男女に縁が生まれる可能性があります。
そのため、必ずしも縁がある人に恋愛感情を抱くわけではありません。たとえ相手が恋愛対象の年齢・性別であった場合でも、「好き」によるトキメキよりも「会いたい」によるワクワクや安らぎのほうが大きくなりやすいことが特徴です。