ゆとりある暮らしを目指して、広く、自由度の高いお部屋を選ばれたChibaさん。
大切にされているインテリアとお仕事でも関わられている草花に囲まれたお部屋についてお話を伺っていきます。
友人と自然との時間を大切にできるダイニング
これまで様々なエリアでたくさんのお部屋に住んできたというChibaさん。今回のお住まいは、その中でも一番古く、寒く、それでいて一番広く、自由度の高いお部屋なのだそう。
「前の住まいが少し狭く、家具や観葉植物を大胆に置ける広い部屋で余裕のある暮らしをおくりたいという思いがありました」
「今回のお部屋は、大切な友達とお家ご飯ができるダイニング。光がたくさん入る明るい台所に、自然が身近に感じられる環境と。古さこそあるものの、暮らしのイメージにあった要素を全て押さえた物件でしたね」
住まい選びのポイントになっていたダイニングは、友人と食卓を囲んでも十分な広さがあるダイニングテーブルと出窓が特徴的。
ダイニングテーブルのテラリウムは、Chibaさんと同じく自然が好きなご友人から購入されたもの。予算を伝えればそれに合わせて素敵に作ってくれるのだそう。
出窓は、植物と雑貨を並べたディスプレイスペースになっています。
「朝は太陽の光、夜は照明にほんのり照らされます。お気に入りの雑貨や植物が溶け合って、澄んだ空気感がとても好きです」
飾る植物は場所やものとの相性を考えながら、日々変化を加えて楽しまれていました。
見せる収納で、使い勝手の良い台所
住まいの決め手のもう1つ。窓が多く、明るい台所は、自ら手も加えて、より使い勝手のよい空間へ。
「窓から光がたくさん入る台所は、使う道具や植物のディスプレイも考えながら、料理の時間が居心地の良いものになるよう意識しています」
「気に入っている食器や調理器具は見えるところに並べつつ、ごちゃついてしまう調味料類は食器棚に仕舞って見えないようにしています」
ワークトップの対面には作業台を置いて、機能性もアップ。作ったものを置いたり、ご友人が来た際には一緒に料理を楽しめたりと理想の暮らしを実現するのにピッタリの環境が整えられていました。
広い台所スペースには作業台とは別に、コーヒーを淹れたり、読書をしたりと小休憩用のデスクもダイニングテーブルとの間に設けられています。
またより居心地の良い空間をめざして、寝室に置いていたアートも台所へ。
「IDEEからでているcoricciさんのアートポスターは、一目惚れして購入してしまいました。ボタニカルなデザイン、細い線、くすんだ色味があたたかみを醸し出していて、何かアートを飾りたいなと思っていた台所にもピッタリでした」
日々使う台所だからこそ、自分自身が居心地の良い空間をめざして。見た目も機能面にもこだわって考えられている姿が印象的でした。