ゆとりのある1LDKでの一人暮らし。自分の暮らしにぴったりの収納をカスタマイズして、生活もしやすく、ディスプレイも楽しめる空間をつくられている、すっきりと整ったお部屋を拝見しました。
ゆとりある1LDKで、すっきりと暮らす
mocoさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、53㎡の1LDK。
それまで1Kに住んでいて、「もっとインテリアを楽しみたい」と広いお部屋を探されていたというmocoさん。リビング8畳+キッチン4畳+ベッドルーム8畳と、どのお部屋にもゆとりがあり、好きな家具を置いて空間づくりを楽しまれています。
約8畳のリビング。もとは違う色だったという壁にはマスキングテープを貼って、インテリアに馴染むライトグレーに。
キッチンカウンターの収納には防音材を取り付けて、雰囲気ある空間にDIY。
カーテンではなく、アルミブラインドを選んだことで、より広く感じられる空間に。カーテンの開け閉めよりも楽に光を取り入れることができ、インテリアを楽しむ空間に最適だったのだそう。
8畳の寝室には、ベッドのほかにデスクとラックを置いて、ディスプレイも楽しめる空間にされています。
デスクに合わせていらっしゃるのはハーマンミラーのセイルチェア。座り心地はもちろん、メッシュなので部屋に圧迫感を与えにくいところも気に入っているポイント。
無印良品でつくる、整理された収納システム
キッチンは4畳と広々としているものの、背面収納などがなかったため、無印良品のユニットシェルフで自分にぴったりの収納をつくられています。
「自由度が高いところが気に入っています。いろいろなパーツを使ってつくっていて、今はこの形で落ち着いているんですけど、使っている道具や家電が変わるたびに少しずつ位置も変えられるので、賃貸にも向いていますね」
シェルフの上にはぴったりのサイズのワックスがけした集成材を置くことで、キッチン家電を並べたり、作業ができるスペースに。
インテリアを楽しむのはもちろん、生活がしづらく窮屈にならないように、飾りつつも家事動線や日常生活のしやすい配置を意識しているというmocoさん。食器なども、隠してしまうのではなく料理中にすぐに手に取れるように、かつ、たくさん置いてあっても綺麗に見える配置を計算されているそう。
無印良品の整った収納は、他のお部屋にもありました。リビングには、スタッキングシェルフを。目線の位置はオープンにして、ものを詰め込みすぎないことで圧迫感を緩和する工夫も。
テレビボードの下にはラタンバスケットを並べて、見せたくないものはすっきり収納。
そして、こちらもお気に入りという寝室のディスプレイラック。こちらも無印良品のステンレスユニットシェルフで、この場所にぴったりになるように考えカスタマイズされています。目線の高さにはお気に入りの雑貨だけを飾って、たくさんものがあってもすっきり見えるように。上のほうには季節のアイテムなどすぐには使わないものを入れて、生活上の動線もよくなるよう考えられています。