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[悩み解決?]2025年今読むべき30代におすすめの本20選 書評家、バイラーズのリアルレビューも必見

30代のBAILA世代の女子におすすめな、今買って読みたい、本を一挙ご紹介。書評家・ライター 江南亜美子さんがおすすめする本に加えて、スーパーバイラーズが読んでいる本もピックアップ!

書評家・ライター 江南亜美子さん おすすめ

01.朝比奈秋 『サンショウウオの四十九日』

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『サンショウウオの四十九日』
朝比奈秋著
新潮社 1870円

瞬と杏は姉妹として誕生する。ただその姿は、それぞれの脳と子宮を持ち、右半身と左半身が完全に接続する「結合双生児」だった。現役の医師でもある著者による、まったく新しい体と意識の物語。芥川賞受賞作。

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02.松田青子『お砂糖ひとさじで』

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『お砂糖ひとさじで』
松田青子著
PHP研究所 1760円

「自分へのねぎらいモード」機嫌よく日々を暮らすハック
メアリー・ポピンズの「お砂糖ひとさじで」を快適さ探求の指針とするエッセイ集。日常の気づきからストレス軽減法、新しい趣味まで。自己肯定のヒントに。

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03.山内マリコ 『マリリン・トールド・ミー』

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『マリリン・トールド・ミー』
山内マリコ著
河出書房新社 1870円

コロナ禍で独りぼっちの女子大学生に、ある夜電話が。「ハロー、もしもし?」受話器の向こうは、往年のハリウッドスター、マリリン・モンロー。世間が求める姿とのギャップを愚痴られて……。ユーモラスな長編小説。

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04.千早茜 『グリフィスの傷』

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『グリフィスの傷』
千早茜著
集英社 1760円

「きずあとは私を冷静にさせる」存在価値と傷あとをめぐって
体に刻まれた歴史の傷あととしての「傷」を多様に描く、10編の作品集。低温熱傷と恋、謝罪メールの痛み、切断された指……。加害と被害の両面から人間を捉えるまなざしがさえる物語だ。

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05.藤田貴大 『T/S』

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『T/S』
藤田貴大著
筑摩書房 2200円

「マームとジプシー」を率いて演劇界を駆け抜ける若き作・演出家、藤田貴大による自伝的フィクション。「わたしは演じるのではなくて、つくりたい」。18歳での上京、仲間との葛藤、旅、家族、そして創造とは。

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06.三宅香帆 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

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『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
三宅香帆著
集英社 1100円

「労働と読書が両立する社会へ」半身で取り組むがよし
気鋭の批評家による、現代人への読書のすすめ。労働史をひもときつつ、効率至上主義の価値観を問う。読書も含めた文化活動で潤うためのヒントがある。

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07.小川洋子 『耳に棲むもの』

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『耳に棲むもの』
小川洋子著
講談社 1980円

補聴器のセールスマンとして各地を旅していた亡き父。娘が、缶に収められた耳の4つの「遺骨」に思いをはせるとき、物語が生まれていく。山村浩二監督のVRアニメ映画の原作から著者が発展させた短編連作。

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