チョコレート好きにも、苦手な人にも伝えたい、最高においしいブラウニーで味わうチョコレートの奥深さを。そんなふうに思わせてくれたのが、京都の中心街に店を構える「East42st NEW YORK BROWNIE(いーすとふぉーてぃーせかんどすとりーとにゅー よーく ぶらうにー)」です。イートインでも家でも楽しめるブラウニーの魅力に迫ります。
テイクアウト専門店から移転、モダンとレトロが調和するNYスタイルのカフェに
ブラウニー専門店「East42st NEW YORK BROWNIE(いーすとふぉーてぃーせかんどすとりーとにゅー よーく ぶらうにー)」。2022年に場所を四条烏丸に移し、イートインメニューも楽しめるカフェとしてオープンしました。
ドアを開けると左手にショーケースがあり、飲食スペースにはテーブル席が2つとソファ席、カウンター席をあわせて16席ほど用意されています。
店内はモダンとレトロが調和するNYスタイル。インダストリアルな照明やモロッカンタイル調の床、ヴィンテージの家具などがセンスよく調和していて格好よく、3面がガラス張りなので開放感もあります。
カウンター席は東側の窓に向かって6席。お店のある堺町通界隈にはセンスのよいセレクトショップや古着屋さん、雑貨店なども多く、ひとりで街ブラするときの休憩スポットとしても最適です。
ニューヨークから持ち帰った秘伝のレシピを進化し、発展させた“生ブラウニー”
「メルティーアイス」770円
さて「East42st NEW YORK BROWNIE」というと、「NYのスターシェフを魅了した幻のブラウニー」というキャッチコピーで有名ですが、すべてがNY生まれのブラウニーではなく、1つの秘伝のレシピをもとに京都のパティシエがふくらませ、さまざまなバリエーションを増やしてきました。そのひとつがイートインの看板メニューである“生ブラウニー”にアイスを加えた「メルティーアイス」。
ベルギー製の高級チョコレートにホワイトチョコレートやバター、生クリームなどで甘さをまろやかにし、粉を極限まで減らして焼き上げた“生ブラウニー”は、まるで生チョコレート。生チョコレートでこれだけの量を食べると重く感じることもありますが、この“生ブラウニー”は、口当たりは濃厚なのに食感は軽やか。
さらに“生ブラウニー”の上のアイスに、別添えの温かいチョコレートソースをとろり垂らします。このチョコレートソースからはカカオ豆のフレッシュさがあり、“生ブラウニー”にさわやかさを添えます。
チョコレートをとことん堪能したいならば、おすすめのドリンクはこちらの「フレッシュカカオチョコレート」700円。“フレッシュ”のネーミングどおり、収穫後60日以内のカカオ豆のみで仕上げたチョコレートを使っています。チョコレートドリンクのホッとする甘さのなかにフルーティーな酸味が加わり、贅沢な味わい。おいしいです。
「プレーンクロワッサン バター&メイプル」630円
イートインメニューで、“生ブラウニー”に迫る人気となっているのが、まんまるに焼き上げた「クロワッサン」。クロワッサンといえば、トルコの国旗に描かれた三日月が由来とされ、フランス語で三日月はクロワッサン。そのため三日月のイメージが強いですが、こちらのクロワッサンはいわば満月。
断面はご覧のとおり、クロワッサンの特徴である蜂の巣状の薄い層ができています。モーニングやランチでのサンドイッチのバンズとして使うために、このまるい形を選んだそう。サンドイッチは見た目バーガーのようで、生地の角がしっかりと焼かれているのでポロポロとこぼれやすくて食べやすい点もgoodです。
カフェタイムでは、プレーンなクロワッサンにバターとメープルシロップを添えたシンプルなメニューが人気だそう。「プレーンクロワッサン」330円(店内340円)とブラウニーを混ぜ込んだ「ブラウニークロワッサン」370円(店内380円)は持ち帰りもOK。
バレンタインデーで差をつけたい! 自分も欲しいとっておきフレーバーのブラウニー
「Valentine’s 5pcs Box」1610円
1~2月の一大イベントといえばやはりバレンタインデー。「East42st NEW YORK BROWNIE」のバレンタインギフトは、「オレンジ」「ホワイトアンバー」「ジュエリー、」「メロー」「レモン」の5種類のフレーバーがセットになっています。ショーケースでは1個ずつの販売もありますが、「ジュエリー」はバレンタインデーのときだけの特別なフレーバーで1個売りの販売はありません。