予定のない休日。「どこか行きたいな」「何かしたいな」と思っても、一人家でゴロゴロしていたら一日が終わってしまった・・・なんてことありますよね。そんな時のために、「一人遊び」のステキなアイデアはストックしておきたいところ。そこで本記事では「ヒマな休日」を充実させるための12の過ごし方をご紹介します。
【1】一人映画:大スクリーンで気になる作品を鑑賞してみる
「一人映画」は休日の過ごし方として鉄板。一人の時間ができたら、ぜひ試したいところです。
最新鋭の機器を取り入れた大型シネマコンプレックスから、新旧の作品に出会える名画座まで、選択肢はさまざまです。
写真は「有楽町イトシア・イトシアプラザ」の4階にある「ヒューマントラストシネマ有楽町」。平成19年(2007年)に有楽町イトシアとともに開館したこの映画館は、銀座エリアのミニシアターの一角を担っています。主に国内外のインディペンデント系映画を上映しており、静かな雰囲気の中で、ゆっくりと質の高い作品を楽しめると評判です。
【2】一人ホテルステイ:近場のホテルで息抜きしてみる
忙しい毎日を過ごしているなら、自分だけの空間をゆっくり満喫できる「一人ホテルステイ」はいかが?
都会を一望できるスポットで一人時間を過ごすのも良し、グルメや街の違った一面を発見できるコミュニティホテルに泊まってみるのも良し。近場の定宿になるようなお気に入りを見つけられると良いかもしれませんね。
写真は、2022年に開業したゆりかもめ・市場前駅直結の「ラビスタ東京ベイ」。最上階の14階に位置する「天然温泉眺望大浴場」には大きな窓がある内湯や、外気を浴びながらゆったりと入れる露天風呂を備えています。煌びやかな夜景を眺めながらの入浴は特別感を味わえます。
【3】一人朝活:美味しい朝食で一日のスタートを切ってみる
休日こそ充実させたい!そんな日のスタートには、早起きして外でモーニングを楽しんでみるのもステキです。
写真は、“美味しい朝ごはんが食べられるお寺のカフェ”として注目を集める「築地本願寺カフェTsumugi」の人気朝食メニュー「18品の朝ごはん」。この朝食をお目当てに連日多くの人が訪れており、その盛況ぶりは休日だけでなく平日も行列を成すほど。一日平均120食も注文が入るということからも、その人気ぶりが伺えます。
【4】一人“エア”旅行:アンテナショップで旅気分を味わってみる
「最近旅行していないな、でもまとまったお休みは取れないし・・・」。そんな時は、都内の「アンテナショップ」へおでかけしてみるのが◎。
各アンテナショップではご当地グルメや名産品、工芸品などを通して、その土地の魅力を発信しています。思い立ったらすぐ行けるアンテナショップで、“エア”日本旅行を体験してみては?
写真は、全国各地のアンテナショップが集まっていることでも知られる有楽町駅前の「東京交通会館」。物販、サービス、飲食店など集積する同館の中でも、特に人気なのがアンテナショップで、北は北海道、南は沖縄まで観光案内所を含む多数の店舗が入居しています。
【5】一人銭湯:広々したお風呂で日々の疲れをリセットしてみる
癒やしのひとときを過ごしたい時は、リーズナブルに楽しめる銭湯へ。
昔ながらのレトロな銭湯はもちろん、最近ではリノベーションを施したスタイリッシュなスポットも増えています。大衆銭湯とは思えないスポットばかりなので、“はしご銭湯”を楽しんでみるのも面白いですよ。
写真は、平成29(2017)年のリニューアルにより道後温泉のような大正ロマン漂う雰囲気となった「はすぬま温泉」。漆喰と天然木をふんだんに使用した館内は、ステンドグラスの窓から穏やかな光が差し込み、ぬくもりあふれる空間を演出しています。
【6】一人美術館:自分のペースでじっくり作品を鑑賞してみる
時間がたっぷりある休日に、ゆっくり楽しめるのが美術館。
普段触れることがない芸術作品を堪能できるだけでなく、カフェやミュージアムショップが充実している美術館なら、一日中アートに囲まれた休日を過ごすことができますよ。
写真は、恵比寿にある「東京都写真美術館」。世界的にも数少ない写真と映像専門の美術館で、37,000点以上(2024年現在)の写真と映像作品、資料を収蔵しています。国内外の良質な写真・映像作品を存分に鑑賞できるスポットです。
【7】一人喫茶:レトロな空間でコーヒーを堪能してみる
「コーヒーでホッと一息つきながらぼーっとしたい」。そんな日は、昭和の香りが残るレトロな喫茶店を訪れてみて。
おしゃれな空間を楽しめる話題のカフェも魅力的ですが、ステンドグラスや年季の入った革張りのソファが迎えてくれる昔ながらの喫茶店には、また違った良さがあります。
写真は、有楽町駅前のランドマーク「東京交通会館」の地下1階に広がる純喫茶「ローヤル」。昭和40(1965)年のオープン以来、待ち合わせや軽食、談話の場として半世紀以上も親しまれてきた一軒です。街の変化とともに歩んできた喫茶店で、日常の喧騒を忘れ、リラックスしたひとときを過ごしてみては。
【8】一人落語:寄席にふらっと訪れ、演芸に触れてみる
「和の空間で気晴らしがしたい」という時は、「寄席(よせ)」に行ってみてはいかがでしょう?
「寄席」とは、落語から漫才、太神楽まで、いろんな演芸が楽しめる小屋のこと。いつ行っても開いていて、入りたいときに入って、出たいときに出て良いので、思い立ったときに一人でふらりと立ち寄れることも魅力です。
写真は、都内の寄席で唯一の木造建築でノスタルジックな雰囲気もステキな「新宿末広亭」。現在の末広亭は昭和21(1946)年に建てられたもので、新宿区の「地域文化財」に認定されています。寄席を楽しみながら、レトロな雰囲気の建物にも注目してみて。