もうすぐやってくるゴールデンウイーク。少しずつ、お出かけの予定を立て始めている人もいるのではないでしょうか。
とはいえ、今年の大型連休はまとまった休みを取るのは難しいかも…。それなら、都内で開催されている展覧会に足を運んで、非日常感を味わってみませんか?
今回は、ゴールデンウイーク中に楽しめる東京の展覧会を5つピックアップ。お手頃料金の施設もあるから、要チェックです!
①『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展/大手町
大手町に位置する丸紅ビルの3階「丸紅ギャラリー」では、「『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展」が開催中。
《ヴィーナスの誕生》を描いたルネサンス期の画家、サンドロ・ボッティチェリの作品を存分に満喫できる展覧会です。
入館料は、なんと500円というお手頃価格!普段アートを観ないという人でも、気軽に足を運べそうですよね。
展覧会タイトルにも入っている作品《美しきシモネッタ》に描かれているのは、シモネッタ・ヴェスプッチという実在した人物。ボッティチェリはシモネッタを何度も作品の中で描いており、彼女は春の象徴だったといいます。
会場では、《美しきシモネッタ》の歴史やシモネッタをモデルにした小説、詩の原稿も展示。盛りだくさんの展示は要チェックです!
※特別な許可を得て展示室内の撮影をしています。
『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展
会期:2025年3月18日(火)~5月24日(土)
場所:東京都千代田区大手町1-4-2 丸紅ビル3階
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:日曜日・祝日
入館料:一般500円(高校生以下・和装で来館の方は無料)※現金利用不可
公式サイト:https://www.marubeni.com/gallery
公式Instagram:@marubeni_gallery_official
②硲伊之助展/京橋
京橋のアーティゾン美術館では、2025年3月1日(土)〜6月1日(日)の期間で「硲伊之助展」が開催されています。
あまり聞きなれない「硲(はざま)伊之助」という名前ですが、実は自ら画家・陶芸家として活躍するほか、画集の編集や本の翻訳、展覧会に立役者として携わるなど、多岐にわたって活躍していた人物。
本展では彼の油彩画や磁器などの作品のほか、硲と関わりのある当館の西洋絵画コレクションが展示されています。
中には、師として教えをこうていたフランスの画家・マティスの作品。硲の描いた作品にも、どこかマティスらしい要素が感じられますよ。
ミュージアムショップでは「B5カード」や「ステッカー」といった文具系のグッズに加え、ハーブティのセットやお香といったアイテムもラインナップ。
学生はウェブ予約をすると無料で鑑賞できるため、事前の予約をお忘れなく!(中学生以下は予約不要)
※購入前の商品の撮影、また動画の撮影は不可。特別な許可を得て撮影しております。
硲伊之助展
会期:2025年3月1日(土)〜6月1日(日)
場所:アーティゾン美術館 5階展示室(東京都中央区京橋1-7-2)
開館時間:10:00〜18:00(毎週金曜日は20:00まで)入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(5月5日は開館)、5月7日
入館料:日時指定予約制/ウェブ予約チケット 税込1800円、窓口販売チケット 税込2000円、学生無料(要ウェブ予約)*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。
公式サイト:https://www.artizon.museum/
公式Instagram:@artizonmuseum
同時開催:
ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ(6階 展示室)
石橋財団コレクション選 コレクション・ハイライト(4階 展示室)