気づけばモノが増え、財布が軽くなる…そんな悪循環を断ち切るヒントは、ミニマリストの「お買い物」の仕方にありました。SNSやセールに振り回されない、自分に心地よい、賢い買い物のルールを10項目に分けて解説。実践すれば、あなたも気づけばミニマリストになれるかも?!
「お得」にこだわらない
お買い物をしていると、つい「金銭的にお得」な方を選んでしまいがち。でも大容量やセール品に惹かれて買っても、使いきれずに期限切れや劣化してしまうことが多く、また、それを置いておくスペースの無駄にもなります。
「モノを使い切る」というのは思っている以上に時間がかかること。必要な分だけを適量購入することが、本当の意味での「お得」につながります。
SNSに惑わされない
SNSで話題の便利グッズは、一見魅力的でも自分の生活に合わない場合が多いもの。今ある悩みや不便を解決したい、という明確な目的がないのに必要性を考えずに買うと、使わずに放置されてしまい、結果的にお金の無駄になってしまいます。
機能が重複するものを買わない
雨用の靴、こっちはペタンコでこっちはちょっとヒールがあって…とそろえても、結局使うのはいつものお気に入りや使いやすい方ばかり、なんていうことはありませんか?
似たような機能のアイテムを複数持つと、どうしても使用頻度が低いものが出てきます。お気に入りの一つを大切に使うことで、物もお金もシンプルに管理できます。
収納場所を考えずに買わない
買いたい気持ちを優先して、買ってからどこにしまうかを考えていませんか?
収納スペースを考えないまま物を増やすと、部屋が散らかり管理しきれなくなります。結果的に買ったことすら忘れて二重購入するなど、余計な出費につながります。
付属品が増えるものを買わない
例えばカメラを買うと、三脚やPCと繋ぐコード、カメラケースなどが必要になるなど、新しいカテゴリの商品を購入すると、それに伴って専用のパーツやアイテムが必要になるケースが多々あります。
管理や収納が大変になり、維持コストも増えるため、手持ちのもので代用できるかを考えてから購入するのがおすすめです。
目的なくお店をウロつかない
買い物をレジャーにしてしまうと無駄遣いにつながります。特に欲しいものがないのにショッピングモールなどに行くと、「ただ見るだけ」と思っていても、思わぬ衝動買いにつながることも。
セールやPOPで「買わなきゃ損」と思わせる、物欲を刺激する仕掛けに反応してしまうため、必要なものがある時だけ出かけることで、無駄遣いが防げます。
冷暖房費を過度に節約しない
我慢の節約は続きません。寒さを重ね着やスポット的な暖房でしのごうとすると、防寒着や暖房器具が増える上に快適さはダウン。
さらに節約しすぎて体調を崩してしまっては本末転倒。病院代や治療にかかるお金、生活の質の低下を考えると、適度な快適さにはお金をかけた方が長い目で見て節約になります。
予備のストックを持たない
予備があることでちょっと余分に使ってしまったり、食品などは使い切れずに賞味期限が切れることも。また、いざ使う時が来たら気持ちの「旬」が過ぎてしまっていることも多いもの。
必要になった時に買う「都度買い」スタイルの方が管理がラクで無駄がありません。
ただし、防災に関連するモノのストックはしっかりと用意しましょう!