スーパーバイラーズの外園桃子(ほかぞの ももこ)です。
先日、人生初の広島県に行きました!
魅力たっぷりな広島県おすすめスポットの中から、今回は世界で最も美しい美術館「下瀬美術館」を紹介します。
「下瀬美術館」の情報(アクセスや料金)
入り口もカッコイイ!
【下瀬美術館 (SIMOSE ART MUSEUM)】
◼︎住所
〒739-0622
広島県大竹市晴海2丁目10-50
◼︎休館日
月曜日(祝日の場合は開館)
◼︎開館時間
9:30-17:00
◼︎交通アクセス
・車→大竹ICから約5分(駐車場有り)
・バス→JR大竹駅またはJR玖波駅から「ゆめタウン」下車して徒歩5分
・無料シャトルバス→JR大竹駅から土日祝のみ運行
◼︎観覧料※2025年6月時点
・一般(オンライン割引・前日まで)1,800円
・一般(当日券)2,000円
▶︎私はオンライン割引を知らず当日券を購入したのですが、お得に楽しみたい人は、オンライン前売り一択!
私はJR大竹駅から出ているシャトルバスを利用しました!
下瀬美術館のコンセプトは
アートの中でアートを観ること。
素敵な建築の中でアートを楽しむことができて、展示を楽しむいつもの美術館とはちょっと違う楽しみを感じることができました。
企画展示はさまざまなアーティストの展示があり、その幅広さに不思議な感覚になり面白かったです!
世界で最も美しい美術館に選ばれた「下瀬美術館」
「下瀬美術館」は、
国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部で創設された
ベルサイユ賞(Prix Versailles)の
「世界で最も美しい美術館」に選ばれた美術館なんです!
ロビーには、ベルサイユ賞受賞を記念する賞状とメダルが飾られていました!
海に浮かぶ島のような展示室とは
下瀬美術館で目を引くのが、水に浮かぶカラフルな大きな箱。
実はこれが美術館の展示室なんです!!
建築家の坂 茂さんが海に浮かぶ島々から着想した可動展示室は、水辺に反射して外から見ても美しい。
水に浮かんでいることにも驚きですが、広島の造船技術を活用して水の浮力で動かせる仕組みとなっており、展示に合わせて動かすことができるそう。
世界でも類を見ない建築作品の中でアートを観ることができます。
私は晴れのち曇りの日に訪問したのですが、
館内美術館エリアにあるガラス張りの通路から、外の可動式展示室をみるとより明るく映えて見えました。
中の企画展示だけでなく、建築を楽しめるのがとても素敵で個人的ツボでした。
四季折々の草花が見られるエミール・ガレの庭
19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパを中心に流行したアール・ヌーヴォー。
アール・ヌーヴォーの代表的な芸術家のひとり、エミール・ガレの作品を「下瀬美術館」では複数所蔵。
陶器、ガラス器、家具の3つの分野にわたり、自然を着想源とした装飾性豊かな作品を残しており、過去の企画展で展示されていたそうです。
エミール・ガレの企画展示の際にまたここに来たいなぁ〜!
そんなエミール・ガレの作品に登場する草花を中心に、瀬戸内の気候に合わせて植栽された庭園が『エミール・ガレの庭』。
水辺に浮かぶ可動式展示室と瀬戸内海、エミール・ガレの庭に咲く草花を楽しめる位置にベンチがあり、
ここに座って過ごす時間がとても幸せでした。
建築と自然が調和する景色は望洋テラスから
下瀬美術館、実は瀬戸内海のすぐそばに位置しています。
水辺に浮かぶ展示室と海の調和を楽しみたい方は、ぜひ上からの景色も楽しんで欲しい。
企画展示棟の外に出て、なだらかな坂をのぼると望洋テラスがあり、その景色を楽しむことができます!
宮島をはじめとする瀬戸内の島と下瀬美術館の建築の調和を感じたい方は、
ぜひテラスにも足を運んでくださいね。
ミュージアムショップで記憶を持ち帰る
展示作品の関連グッズから、可動展示室に着想してデザインされたアイテムや
エミール・ガレの技法を再現したガラス作品など下瀬美術館ならではの商品がとりそろうミュージアムショップ。
私エミール・ガレの展示を観に、またSIMOSEに訪れたいなという思いを込めて「ハートの涙(ケマンソウ)」モチーフのバッジを購入しましたよ♪
下瀬美術館に入ってすぐエントランス棟にミュージアムショップとミュージアムカフェがあるのですが、この空間がまた素敵なんです!!
大樹のような巨大な2つの柱から感じるパワーと自然光の温もりを感じながら、奥に見える展示スペースと瀬戸内海を眺められる空間がとても心地よかったです。