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[東京]アート好き必見!オススメの美術館・博物館10選

優れたアート作品や貴重な資料を有する美術館・博物館が点在している「東京」。今回は、一生に一度は足を運んでほしい、東京でオススメの美術館と博物館をご紹介します。各施設の概要や見どころ、コレクションの特徴など、来館前にぜひチェックしてみてくださいね。

【上野】教科書で一度を目にしたことのある作品も見学できる/東京国立博物館

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まず最初に紹介するのは、“東博”の名で親しまれる「東京国立博物館」。上野駅より徒歩約10分、「上野恩賜公園」内にあります。
館内は、日本美術を展示する「本館」や、日本の考古を展示する「平成館」、東洋美術を展示する「東洋館」をはじめとする6つの展示館で構成されており、所蔵品数はなんと約12万件。その中には、80件以上の国宝や、600件以上の重要文化財など、教科書で一度を目にしたことのある作品も含まれています。
平常展に位置付けられる「東博コレクション展」では、常時約3,000件を展示。ほぼ毎週、年間約400回の展示替えが行われているので、いつ訪れても新しい気分でアート鑑賞を楽しめます。

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【上野】恐竜の骨などロマンあふれる展示を楽しめる/国立科学博物館

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上野駅公園口より徒歩約5分。「国立科学博物館」は、“人類と自然の共存をめざして”がテーマの博物館です。日本館と地球館の2館から成る同館では、さまざまなテーマの特別展や企画展を実施。常設展では約25,000点が展示されています。
日本館では、“日本列島の自然と私たち”をテーマに日本列島と自然観測技術の軌跡などを紹介。日本国内で発掘された首長竜やナウマンゾウの頭骨、希少生物のはく製などを観られます。
地球館では、“地球生命史と人類”をテーマに、地球や生命の歴史、日本の宇宙開発などにまつわる科学技術の進歩について紹介。トリケラトプスやステゴサウルスの実物標本や、小惑星探査機はやぶさの実物大復元模型など、ロマンあふれる展示を満喫できます。

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【上野】ル・コルビュジエが手掛けた建造物も必見!西洋美術の名作がそろう/国立西洋美術館

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上野駅(公園口)より徒歩約1分の場所にある「国立西洋美術館」は、西洋美術全般を専門とする唯一の国立美術館。昭和34(1959)年、「松方コレクション」を基礎に、西洋美術関連の作品を展示・保存する美術館として、上野恩賜公園内に開館しました。
所蔵品数は、印象派をはじめとしたルネサンスから20世紀半ばまでの西洋絵画・彫刻などを中心に6,000点を超える。常設展では、クロード・モネの《睡蓮》をはじめ、ルノワールやロダンなど有名芸術家たちの作品を鑑賞できます。
また、近代建築の3大巨匠の一人であるル・コルビュジエが設計を手掛けた建造物も要チェック。平成28(2016)年に世界文化遺産に登録されており、前庭ではオーギュスト・ロダンの《考える人(拡大作)》や《地獄の門》などの彫刻作品が見られますよ。

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【上野】常に話題を呼ぶ展覧会を実施する私立美術館/上野の森美術館

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上野恩賜公園内にある美術館・博物館の中では唯一の私立施設となる「上野の森美術館」。上野駅より歩いて3分ほどの距離にあります。
平成20(2008)年開催の「井上雄彦 最後のマンガ展」や、平成30(2018)年開催の「フェルメール展」など、常に話題を呼ぶ展覧会を実施することでも評判の同館。常設のコレクションはありませんが、国内外の美術館から所蔵品を借り受けて実施する特別展や、独創的な企画展などを開催しています。
企画展の際には、企画連動商品やユニークなオリジナルグッズも販売しているので、訪れた際はぜひチェックしてみてくださいね。

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【上野】気軽にアートと触れ合える!すべての人に開かれた“アートへの入口”/東京都美術館

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▲(C)東京都美術館

「東京都美術館」は、すべての人に開かれた“アートへの入口”となることを目指している、日本初の公立美術館。上野駅より徒歩約7分の場所にあります。
日本モダニズム建築の巨匠・前川國男氏が設計した建物内では、国内外の名品を紹介する特別展や美術団体による公募展などを開催。「都美セレクション グループ展」をはじめとした、入場無料の展覧会なども定期開催しています。
また、館内にはカフェやレストラン、アートラウンジやミュージアムなど、入館無料で気軽に立ち寄れるスポットも充実しています。

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【竹橋】19世紀末から現在に至る幅広いジャンルの作品を所蔵/東京国立近代美術館

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「東京国立近代美術館」(The National Museum of Modern Art, Tokyo、略称:MOMAT)は、19世紀末から現在に至る、幅広いジャンルの作品およそ14,000点を所蔵する日本で最初の国立美術館。竹橋駅より徒歩3分ほどの距離にあります。
日本画、洋画、版画、彫刻、写真、映像など、国内最大級を誇るコレクションの中には、重要文化財である横山大観らの作品も!国内最大規模のコレクション展「MOMATコレクション」展では、年5回ほどの入れ替えを実施しながら、さまざまなテーマで常時約200点を展示しています。
4階には、皇居や丸の内のビル群を見渡せる「眺めのよい部屋」もあるので、芸術を嗜んだ後はこちらで作品の余韻に浸ってみるのも◎。

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【清澄白河】日本の戦後美術をユニークな切り口で展示/東京都現代美術館

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清澄白河駅より徒歩約9分。「東京都美術館」が収集した現代美術コレクション3,000点を受け継ぐ形で開館した「東京都現代美術館」。“MOT(MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO)"の愛称で親しまれる公立美術館で、「木場公園」内にあります。
現在のコレクションは、日本の戦後美術を中心とした約6,000点。独自の切り口で収蔵作品を展示する「MOTコレクション展」や、国際色豊かな大規模企画展などを開催しています。
展示室のほかにも、現代アート関連の書籍やユニークなプロダクトを販売しているミュージアムショップや、カフェ&レストランがあるので、充実したアート時間を過ごせます。

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【白金台】アール・デコ様式の建物や四季を感じられる庭園が魅力/東京都庭園美術館

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白金台駅より徒歩約6分。「東京都庭園美術館」は、フランスのアール・デコ様式の粋を尽くした建物が魅力的な都立美術館です。
世界でも類を見ないほど保存状態が良い建物といわれる同館は、平成27(2015)年に国の重要文化財に指定。館内では、朝香宮邸当時の美術品や調度品が、企画展を通じて不定期に公開されています。
また、都内でありながら緑豊かな庭園を満喫できるのもポイント。「芝庭」「西洋庭園」「日本庭園」の3エリアに分かれており、桜や紅葉など四季折々の美しい景色に心癒やされるひとときを過ごせます。

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