「GWのデートはどこに行こうかな?」と考えているカップルにオススメしたいのが、4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎える「藤の花」の名所です。都内には、薄紫や白の可憐な花を咲かせる藤棚を観賞できるスポットがたくさん!なかには、「藤まつり」が開催される神社もあります。甘い香りを漂わせる初夏の風物詩、藤の名所を7つご紹介します。
【1】亀戸天神社(亀戸)/“東京一”と言われる藤の名所!見頃には「藤まつり」も開催
「東京一の藤の名所」として親しまれているのが、50株以上のノダフジが植えられている「亀戸天神社」です。
江戸時代、亀戸は湿地だったため、初代宮司が水を好む藤を社殿に植えたのが始まりだそう。それ以来、亀戸天神社の藤は江戸の名所として親しまれ、五代将軍・綱吉公、八代将軍・吉宗公が訪れたことも。多くの浮世絵などの題材にも取り入れられています。
4月下旬頃に見頃を迎える藤の花に合わせて、2019年4月13日(土)~5月6日(月・振休)には「藤まつり」を開催。昼間は青空に映える藤の花を、夜は静寂の中で明かりに照らされる藤の花を眺めることができます。藤の向こうには、ライトアップされた「東京スカイツリー」も。ロマンチックな夜デートを楽しめますよ♡
期間中は、茶会をはじめ、伝統芸能の奉納や猿まわし公演、琴や津軽三味線の演奏、さらにはヒップホップダンスまで盛りだくさんのイベントが開催されるほか、露店も数多く出店します。
“東京一”といわれる藤の花だけでなく、にぎわいを増す下町の情緒も味わってみてくださいね。
開催場所:亀戸天神社
開催日時:2019年4月13日(土)〜5月6日(月・振休)
入場料:無料
電話番号:03-3681-0010
最寄駅:亀戸、錦糸町
【2】國領神社(調布)/藤棚一面に広がる「千年乃藤」が見事!GWには藤まつりも
調布市にある「國領(こくりょう)神社」は、万物生命の生成やその生成力で復活と再生をつかさどる「神産巣日神(かみむすひのかみ)」を祀る神社です。國領神社(第六天社)と神明社(八雲神明社・杉森神明社)という二つの神社が一つになり、明治8年に現在の國領神社となりました。
國領神社の御神木となっているのが、樹齢約400~500年といわれる「千年乃藤」。藤棚は高さ約4m、面積約400平方メートルあり、棚一面に藤の枝が広がっています。4月中旬頃から開花し、ゴールデンウィーク頃に一番の見頃を迎えるそうですよ。
2019年4月28日(日)・29日(月・祝)には「国領千年乃藤まつり」が開催されます。日本舞踊やバレエ、ヒップホップといった踊りに加えて、サックスやトロンボーンなどの楽器の演奏、ミュージカルなどの多種多様なパフォーマンス、藤をイメージした藤まつり限定のお酒の販売や屋台の出店などもあります。
満開の藤の下で彼と一緒にお酒を一杯、そんなひと時を過ごすのも良いですね♪
国領千年乃藤まつり
開催場所:國領神社
開催日時:2019年4月28日(日)・29日(月・祝) ※28日は10:30~17:30、29日は10:00~16:00
入場料:無料
電話番号:042-482-5207
最寄駅:布田
【3】旧芝離宮恩賜庭園(浜松町)/アクセス抜群!藤棚の下のベンチでゆったりくつろげる
JR浜松町駅からすぐの場所にある「旧芝離宮恩賜庭園」は、江戸時代の大名によって造られた庭園です。延宝6(1678)年に老中・大久保忠朝が江戸幕府四代将軍・家綱公から拝領して以来、将軍家や宮家の所有を経て、明治8年に宮内省(現・宮内庁)が買い上げました。
同園の藤棚は、入口近くにあります。全部で4本の藤の木があり、4月下旬頃に見頃を迎えるそう。回遊式泉水庭園や勇壮な石組など、見所の多い園内をぐるりと一周した後に、藤棚の下のベンチで休憩するのがオススメ。
アクセスも抜群なので、あまり時間がないというカップルは、この藤棚だけでも観に訪れてみてはいかがでしょう?藤の花特有の甘い香りにホッと癒されますよ♪
住所:東京都港区海岸1
電話番号:03-3434-4029(旧芝離宮恩賜庭園サービスセンター)
開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
休園日:12月29日~1月1日
入園料:一般150円、65歳以上70円、小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料
最寄駅:浜松町