365日、毎日目にするカレンダー。だからこそこだわりのデザインを選びたいもの。「今年の相棒はこれだ!」と即決した、繊細なお花のカレンダーをご紹介します。制作されたのは、なんと陶器や貝殻を用いたアクセサリー作家さんでした。
エミリー
メンズライクなアクセとユニークな作品収集が趣味のminneスタッフ。休みの日はハンドメイドイベントによく出没します。
花瓶はひとつ。毎月変わるお花たち。
・「3373」さんのカレンダーと陶器のブローチ
minneでブローチを探していたときに出会ったこちらのカレンダー。カバーに花瓶が彫刻されており、花を生けるようにたのしむことができるんです。毎月カレンダーをめくるたび、新たに完成するイラストがたまらなく好きです。
アクセサリー以外にも、より多くの方に届けられるような身近なアイテムを制作してみたいと思い、カレンダーをつくってみました。陶器の作品は、数ヶ月という時間をかけて制作していたり、一点物としてお届けすることが多いので、せっかく目にとめていただいた方がいても、すべてにお応えすることができず残念に感じていました。もっと多くの方にお届けでき、3373らしさを活かしつつも陶器好きの方以外にも興味を持っていただける新しいジャンルの作品をつくってみたかったんです。
3373さん
そして、ネイビーのグラデーションがきれいな陶器のブローチも購入。シンプルながらも存在感のあるデザインと小さめのサイズ感が、つけるシチュエーションを選ばないのがうれしい。こうして並べてみると、素材が持つ本来の美しさを活かして制作されている3373さんらしいやさしい世界観が伝わってきます。
海や貝、植物など、普段から眺めたり写真を撮ったり収集している「自然の素材の美しさ」からは、とても大きな影響を受けていると思います。3373は“日常に心がちょっと波打つようなときめき”が起きるものづくりをテーマにしています。そのため華美な装飾デザインというよりも、見た方にささやかなときめきを与えられるよう、素材の美しさや質感を邪魔しないよう活かすデザインを意識し、シンプルながらも上品で繊細な作品を目指しています。
3373さん
どんな洋服にも馴染む
いろんな組み合わせで、コーディネートをたのしんでいます。小さいころ海で見つけた石を大事にとっておいたような…なんだか懐かしい記憶を呼び起こしてくれるブローチたち。これからも大事に大事に、いっしょに過ごしていきたいと思います。