カフェ&ラウンジ、中庭、ミュージアムショップ
ひと息入れたいときは、各種サンドイッチやスイーツといった軽食が楽しめるカフェ&ラウンジ「二階のサンドイッチ」が最適です。
以前ベトナムカフェが入っていた、円形のスペース。長机にはコンセントの差込口もあるので、スマホの充電をしつつ休憩できて便利です。
同店のサンドイッチは、チリソースと香草をきかせた鯖のソテーやカカオ⾵味のテリヤキチキンとサラダなど、シェフの⼿によるこだわりの料理を挟んだ本格派。⼩ぶりなグルメバーガーといった感じです。
⼤葉の⾹りが爽やかな「フィッシュフライサンド」(580円/税抜)などの定番メニューに加え、⽇替わりサンドイッチを多くラインナップ。自家製カスタードとフルーツを挟んだクロワッサンサンドもありますよ。
「自家製いちごミルク」(620円/税抜)などの自家製フルーツコンポートを使ったオリジナルドリンクをはじめ、、コーヒー、紅茶、ビールなどドリンクも豊富にそろっています。
天気がいい日はテイクアウトにして、店から出られる中庭でいただくのも良さそう。パンフレットを見ながら作品の余韻に浸るのもステキな時間です。
カフェ&ラウンジのテラスと中庭は、らせん階段で行き来が可能。1階のミュージアムショップともつながっています。
もう1つの展覧会をのぞく前に、ミュージアムショップ「NADiff contemporary(ナディッフ コンテンポラリィ)」へ寄ってみましょう。こちらでは、アーティストたちの画集やグッズ、現代アートらしいユニークなものを販売。かわいい文具やアクセサリーに、思わず目移りしそう。
清澄白河にアトリエを構えるレザーブランド「i ro se」の商品も取り扱っています。革小物らしからぬ蛍光イエローは、ここでしか手に入れられないオリジナルカラーです。
人気の商品は、同館のロゴが入ったキーホルダーとマグネット。豊富なカラーバリエーションが魅力です。スタッフが着けている、ファッションブランド「PUGMENT」のエプロンも限定数で販売されていますよ。
企画展「百年の編み手たち―流動する日本の近現代美術―」
中原實の作品をまとめて展示しているスペース
企画展「百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-」では、企画展示室3フロアすべてを使い、1910年代から現在までの実験精神あふれる作品を紹介。順路通りに見て行くだけで、現代アートの勉強になります。
岸田劉生、横尾忠則、村上隆など有名作家の作品をはじめ、昭和初期の東京を描いた「新東京百景」など版画も豊富。企画展ではありますが、実は400点を超える出品作のほぼすべてが同館の所蔵品で、もう一つのコレクション展とも言うべき内容です。
企画展示室には巨大な吹き抜け空間があり、地下2階に展示されている作品を、上から楽しむこともできますよ。