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gravoさんの作品が、「BEAMS JAPAN」の店舗に並ぶ日

今日は下見も兼ねて、鈴木さんと甲斐さんの想いをおうかがいしたくお邪魔しました。

鈴木さん: 完成したんですね。入って正面の、いちばん目立つ棚に並べられればと思ってるので。「BEAMS JAPAN」の商品群の中に入ってもきっと違和感なく、「売れる!」と思って選んだ作品だったので、実現できることがぼくもうれしいです。

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甲斐さん: ありがとうございます。10代のころから、BEAMSさんは憧れの会社だったので、本当に感慨深くて、感激で。

鈴木さん: そう言っていただけると、すごくうれしいんですけど、反面すごくプレッシャーでもありますよね(笑)。その立場を続けられるよう、がんばらないといけませんね。ひとまず、このバッジをたくさんの方に手にとってもらいましょうよ。

縁起のいい「BEAMSオレンジ」

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完成品を手にとる鈴木さん。

鈴木さん: うん、完璧ですね。すごくいいと思います。かわいいですね。

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やはり、「オレンジ」というのは「BEAMSカラー」ということでしょうか?

鈴木さん: もちろん、そのままでも充分素敵だったんですけど、せっかく一緒にやらせていただくので、なにか「BEAMS JAPAN」ぽさとのコラボができればいいなと思ったんです。オレンジ色=橙色(だいだい色)は「代々栄える」って言って、昔から縁起がいいとされている色なんですよ。鏡餅の上に乗っけたり、しめ飾りにつける「橙」と一緒ですね。それを取り入れていただきましたけど、違和感もなくてバッチリですね。

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甲斐さん: パッケージの文字もオレンジにして、ロゴを入れました。裏は、中前さん(minne編集部)にも見ていただきたいんですが。

台紙の裏ですか?

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台紙裏には「minne handmade award 2018 prize-winning works」の文字が。

なんと…感激です。ハンドメイドアワード受賞作品ということを記載いただいていたんですね…。gravoさんのロゴとBEAMS JAPANさんのロゴの下をつなげるように表記いただいているのが、また、本当にうれしいです。ありがとうございます。

甲斐さん: やっぱり、ハンドメイドアワードの受賞が、去年でいちばんうれしい出来事で、本当に転機になったと思うので。ちなみに、今回のこの商品化のお話が、今年いちばんうれしいことです(笑)。

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鈴木さん: まだ3月だから、まだまだうれしいことありますよ!(笑)。でもこれも本当に「縁」ですもんね。「ハンドメイドアワード」は、どうしてご応募されたんですか?

実は、gravoさんのご応募には驚きの理由がありました。

「提案」をつくる

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甲斐さん: 鈴木さんが、審査員の中にいらっしゃったからなんですよね。もともと、この作品は1〜2ヶ月先に着手しようとしていた企画だったんです。ハンドメイドアワードの応募を検討しはじめたときには、すでにスケジュール的に厳しい状況だったんですが、鈴木さんが審査員の中にいらっしゃることを知って、「これは間に合わせよう」と急遽すすめました。

鈴木さん: それをぼくは、“まんまと”選んでしまったわけですね(笑)。

そういうことなんです。

甲斐さん: いやいや(笑)。

鈴木さん: しかし、読み通りということですから、お見事ですね。

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甲斐さん: やっぱり、これまでの受賞作品を拝見していても、たくさん手をかけてつくり込まれた素晴らしい作品が受賞していたので、自分の作品が「グランプリ」をいただくことは、まず無いだろうと思っていたんです。ただ、「すべてを手作業でつくったもの」とは言えないかもしれませんが、このプロダクトの価値は本当に伝えたい、届けたい、と思っていたので、たとえばBEAMS JAPANの鈴木さんなら、目に止めていただけるんではないかなと思いました。

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鈴木さん: そこは、本当に一致しているように思いますね。去年のノミネート作品を拝見していても、「ハンドメイド」という定義がどんどん変わってきていることを感じたんです。この作品は、それを象徴する存在だと思いました。

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