「ヨガインストラクターの資格を取得したものの、最初の仕事ってどうやって見つけたらいいの?」そんな新米ヨガインストラクターのお悩みについて、第一線で活躍する先生方に回答してもらいました。
ヨガジャーナル日本版編集部
Q.ヨガインストラクター資格が取れてもそれを活かすのが大変!どうやって仕事を見つけましたか?
A.まずはどんな働き方があるかを知って自分に合ったものを見つけよう
ひと口にヨガインストラクターといっても働き方はさまざま。スタジオに所属するなどしてフルタイムで働く人あれば、ほかの仕事を続けながら週末や夜だけ副業でヨガを教える人も。それぞれのメリット、デメリットを考慮した上で、自分に合ったスタイルを選びましょう。
人気ヨガインストラクターの経験談
京乃ともみ先生の場合「初期の頃はボランティアで被災地などを回っていました」
インストラクターになったばかりの頃は、知的障がい者やうつ病の方の施設、震災の被災地などをボランティアで回って、クラスを開催。経験を積んだことが、自信につながりました。
ボランティアでヨガを行ったときの写真。限られた場所と時間でもできるだけのことをして、笑顔を届けました。
ヤスシ先生の場合「気になるヨガスタジオやフィットネスクラブに履歴書を持参してみましょう!」
ヨガスタジオやフィットネスクラブのオーディションにエントリーする方法もアリ。また、オーディションの有無がわからなくても、気になるスタジオやフィットネスクラブに履歴書を持参、もしくは挨拶文を添えて送付してもよいでしょう。
仁平美香先生の場合「最初は健康増進事業を推進している区に問い合わせたりしました」
私自身は公民館や区民センターでヨガ教室を開催していました。あとは健康増進事業を推進している区に問い合わせたり、スポーツクラブやスタジオに連絡したりして、少しずつ活動の場を広げていきました。
Illustration by Nana Suzuki
教えてくれたのは...
京乃ともみ先生
ヨガインストラクター。SUPヨガインストラクター。16歳で芸能界デビューし、19歳のときにLAでヨガと出合う。初心者から上級者までヨガ指導を行うほか、メディアでも活躍中。
ヤスシ先生
スタジオ・ヨギーのエグゼクティブ・ディレクター。日米を往復し、ヨガ指導者として後進の育成に務める。DVD『股関節を開くためのシークエンス~極楽鳥のポーズ~』の監修など、股関節にフォーカスした指導にも定評がある。
仁平美香先生
月経血コントロールヨガ、産後ママのためのメンテナンスヨガ、体軸ヨガ講師養成スクールティーチャー、セラピスト、栄養士。一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会理事。女性のためのヨガ協会代表。女性のためのイベントYOGAWOMANにて講師を担当する他、企画運営にも携わる。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等著書多数。雑誌・WEB等コラム監修も行う。