結婚相手に「運命を感じた」「この人と結婚すると直感した」という人は、実は多くいます。あなたが今抱いている直感も、信じてみてもよいものかもしれません。実際に既婚者にとったアンケート調査をもとに恋愛コラムニストのひかりさんに解説してもらいます。
コラムニスト・ひかり(恋愛コラムニスト)
既婚者の中には、相手に対して「この人と結婚するかも!」といった直感があって結婚に至った人たちが多くいるようです。
そういう人は、何を感じ、相手を“運命の人”だと思ったのでしょうか? 実際の既婚者の声を参考にすることで、あなたも運命の相手を見極められるかもしれません。
相手との結婚を直感した人は、どの程度の割合でいるのでしょうか? また、運命の相手だというのは、どのような瞬間にわかるものなのでしょうか? 20~30代の既婚男女にとったアンケートでは、こんな結果がありました。
運命の人! 「この人と結婚するかも」と感じる瞬間とは
アンケート結果から、日常の中で「この人と結婚するかも」と運命を感じる瞬間の例をご紹介します。当てはまる男性がいるのなら、その人は近く結婚相手になる人かもしれません。
(1)否応なく惹かれた
・「ビビッときた」(女性29歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「直感」(男性38歳/その他/販売職・サービス系)
よく、出会った瞬間に「ビビビ! ときた」なんていわれるのが、このケースです。第六感が働いただけではなく、現実に自分が思い描いていたような理想通りの異性が現れると、「運命の人だ」と思うことは多いでしょう。
(2)出会ったときに懐かしい感じがしたから
・「初めて会ったときになんとなくこの人と結婚するんだろうなぁと思ったし、生活が描けた」(女性32歳/情報・IT/技術職)
・「初めて会ったときに、初めてな感じがしなかった」(男性33歳/自動車関連/その他)
スピリチュアル的にいえば、前世でもつながりがあった相手と出会うと懐かしい感じがするようです。そういう相手は、生まれてくる前から出会うことが運命として決まっていたのかもしれません。
(3)共通点が多い
・「やさしかったし、趣味が一緒だったから」(男性33歳/印刷・紙パルプ/技術職)
・「考え方が似ていた。どうしても嫌なことは絶対しなかった。食べ方が好きだった。この人とならずっと一緒にご飯を食べたいと思った」(女性31歳/生保・損保/事務系専門職)
同じ趣味を持っていたり、出身地が同じだったり、共通の知り合いがいたり、職業が同じだったりと、ほかの人に比べて共通点が多いと、なんとなく運命を感じてしまうのです。
実際に、似ている点が多いと親近感を覚え、心の距離を縮めやすいので、恋愛に発展しやすいです。
(4)自然体の自分でいられる
・「2人でいるときに無言でいても苦にならなかった」(男性39歳/商社・卸/営業職)
・「居心地がいい」(女性33歳/医療・福祉/専門職)
結婚する相手とはひとつ屋根の下でともに暮らすことになるので、やはり一緒にいて楽な相手がいいですよね。逆をいえば、理想を押しつけてきて、“自分らしさ”を失わせる相手とは一緒にいられません。
そのため、お互いに“自分らしく”いることを認め合えるような居心地のいい相手と出会うと、「この人となら、結婚してもいいな」と思えてくるものなのです。
(5)笑いのツボが一緒
・「一緒にいて 楽しいし 笑うポイントが同じ」(男性39歳/その他/販売職・サービス系)
・「趣味や価値観、笑いのツボ、生活リズムが合ったから」(女性26歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
毎日の生活の中で「笑い」を重視する人の中には、笑いのツボが同じ人が現れると、運命を感じることがあります。
「笑い」とひと言でいっても、自虐的な笑い、ドタバタ的な笑い、ひねりのある知的な笑い、ダジャレなどもさまざまな種類があります。何に対しておもしろいと思うのかは、その人の本質の部分に深くかかわってくることも多いもの。
たとえば心やさしい人は、差別的な笑いはおもしろくないと感じます。好きな笑いが似ている人は、本質的な部分が似ているともいえるのです。