あまのじゃくな男性は愛情表現がストレートではないので、「自分のことを好きじゃないのかな……?」と不安になることがありますよね。どうしてあまのじゃくな発言をしてしまうのでしょう。この記事では、あまのじゃくな男性の特徴と原因、また上手な付き合い方について、恋愛コラムニストの藤本シゲユキさんに解説してもらいました。
藤本シゲユキ(リアライフカウンセラー)
「彼氏があまのじゃくすぎて何を考えてるかわかんない!」恋人があまのじゃくな性格で、本心がわからなすぎて困っている女性もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、「あまのじゃくな男性の特徴と上手に付き合う方法」についてお話しさせていただきます。
あまのじゃくな男性の特徴
彼らの傾向として高いものを次にまとめてみました。
・前もって予定を決めるのが嫌い
・明らかに好意を持ってくれているはずなのに、こちらから愛情表現をすると素っ気なくされたり冷たくされたりする
・彼氏らしいことをたくさんしてくれてはいるが、「好き」とは言ってくれない
・本人なりの愛情表現はしてくれるけど、けなしたり貶めたりするようなことを言ってくる
・とにかくほめてくれない
・たまにひどいことも言う
・言っていることがコロコロ変わったり、言ったことを覚えてなかったりすることがある
・風邪をひいたときなど、「仕事休めば?」「身体弱いな」というように連絡はくれるが心配してくれない
・ほかの男性の話になると突き放すようなことを言ったり、話題にあがった男性をけなしたりするようなことを言う
・束縛はしないけれど、LINEやメールの返信が遅くなると素っ気なくなったり冷たくなったり、場合によっては突き放したりする
傾向として高い項目を挙げてみましたが、端的に言うと「とにかく気分屋で素直じゃない」のが、あまのじゃくな男性です
あまのじゃくな男性になった背景
あまのじゃくな男性は基本的に、思っていることを言えないかつ、言わない上に、口が悪いことが多いです。
彼の「してくれていること」に目を向けることができないと、気持ちがわからず振り回されてしまいます。
では、なぜ彼らはあまのじゃくな性格になってしまったのでしょう。
原因(1)幼少期に感情を抑圧されていた
理由のひとつに、育った環境が考えられます。
小さいころから感情を抑圧する生活を余儀なくされていた人は、思っていることを言えないまま大人になることが多いです。
親が子の主張をことごとく受け入れなかったり、支配的で否定的だったりするとそうなりやすいのですが、中には、「親が大変そうだからワガママを言えない」という理由で、感情を抑圧していた人もいます。
そして、あまのじゃくな男性は「他人に悪ふざけを過剰にする」「人の意見を認めたら負けだと思っている」「自分の本当の気持ちを認めたくない」という子どもっぽい一面があることが多いです。
これは、子ども時代に感情を抑圧していたことで、大人になってから子どものときにできなかったことを無意識にしているケースがあります。
原因(2)反動形成
自分の気持ちと正反対のことを言うのは、反動形成が原因です。
反動形成とは、本心を隠すために本心とは真逆の行動を取ってしまうことでして、自分を守るための防衛手段になります。
あまのじゃくな男性が、彼女のことを大好きなくせに大嫌いだと言ったり、本当はほめたいのにディスったりするのが反動形成に該当します。
なぜ、これが防衛手段になるのかというと、「女に好きと言うのはカッコ悪い」「ベタベタするのは恥ずかしい」「ほめて調子に乗られたら負けた気がする」といった、自分の価値観を守りたいからです。
ほかにも、「好きだと認めたくない」から真逆の言動をしているケースもありますが、恐怖や不安から攻撃に出ている場合もありますね。
なぜ恐怖や不安を感じるかというと、自分は好きだけど相手は好きじゃないかもしれないので、そうすると傷つくのは自分ですよね。
そこで、自分を守るために、素っ気なくしたり冷たくしたりといった攻撃に出るわけです。
小学生の男の子が、好きな女の子に意地悪するという例がわかりやすいのではないでしょうか。
原因(3)相手の気持ちを試している
また、彼らがひどいことを言ってくるのは、「自分のことをどこまで受け止めてくれるのか?」を無意識に試していることが、理由のひとつとして考えられます。
子ども時代に感情を抑圧されていると、親が丸ごと受け入れてくれたという実感を得られていないことが多いので、親でさえしてくれなかったことを、他人がどこまでしてくれるのかわからないんですよね。
ちなみに、親がちゃんと受け入れていても、成長過程で子どものことを叱ったり怒ったりしなかった場合、思春期に中二病をこじらせたまま大人になったあまのじゃくタイプもいます。
そういう男性は、わざと人に逆らうような言動をしたり、みんなが楽しんでいる場面でも一匹狼を演じたりしているのですが、「異端児な俺カッコいい」というしょうもない心理が元になっています。
親は子どものことを愛していても、「あんたそれ、カッコいいと思ってやってんの?」「もう恥ずかしいからやめなさい」と注意してないと、中二病こじらせタイプのあまのじゃくな男性になることが稀にあるんですよね。
このタイプの人は大人になって、「俺、超カッコ悪いじゃん!」と気づいて軌道修正をし、同窓会などで級友と再会して「お前、そんなキャラちゃうかったやん!」と言われることがしばしばあります。