本命だと思っていたのにキープだった、実は二股をかけられていた……。
そんな経験をして、もう二度と傷つきたくない、それならもういっそ、ひとりでいい! なんて思ったことはありませんか?
今回は、そんな人が陥りがちな「傷つきたくない症候群」と、その対処法についてご紹介します。
誘われると妙に不安になる
「今度ふたりで食事でもどう?」と誘われると、嬉しい反面妙に構えてしまう……。
相手が気になる男性であればあるほど、不安になるといったことはありませんか? これは、傷つきたくない症候群のひとつ。
どんどん好きになって、自分が夢中になっていくと同時に、「裏切られたら……。」という不安も大きくなってしまう状態になってしまうのです。
対処法は、恋愛意識ゼロで誘いに乗ること。友だちのつもりか、1回限りでOKと考えてみてください。
誘った彼が、恋愛を意識していることも多いと思いますが、それに付き合う必要はありませんし、無理に恋愛イベントにする必要はありません。
傷つく心配のない異性との時間を経験していけば、次第に誘われるのが怖くなくなるはずです。
自信のなさから理想を持てない
恋で傷ついた経験があると、持っている恋の理想が高すぎる・贅沢すぎると考えてしまいやすくなります。
結果、お誘いには乗れるようになったけど、あえて好きでもない人と付き合ってしまったり、理想的な人が表れても、恋愛チャレンジ権を自ら取り下げてしまったり……。
対処法は、行動ごとに自分を褒めること。気になる彼と会話ができたら「よくできた!」と、コミュニケーションに自信をプラス。
褒められたら「自分っていいな」と、自分の魅力に自信をプラス。行動やコミュニケーションごとに、自分にご褒美をあげる感じです。
ここではあえて、恋愛に結びつけないのがポイント。自身を認めて、褒めて、少しずつ階段を上っていくイメージでいきましょう。
これを続けていけば、だんだんと自分っていいなと、思えるようになり、他人からの評価が気にならなくなってくるはずです。
別れを怖がって尽くし過ぎる
傷つくようなフラれ方をしたり、「もっと○○しておけばよかった」と後悔が残る別れ方をしたりした場合、この症状が出てしまうかも。
せっかくいい雰囲気になったり、好きな人と付き合えたりしても、自分を犠牲にするほど尽くすと、バランスを崩して悲しい結末になることも……。
対処法は、「自分が○○しなきゃ」を意識することではなく、「彼に○○をしてもらった」を数えること。
そして、彼がなぜそうしてくれたのか、動機をよく考えてみましょう。そうすれば、自然と愛を感じることができるはずです。
愛を感じれば感じるほど、彼に嫌われる恐怖が小さくなっていきますし、彼を信じられるかどうかより、自身が彼を信じることに、価値を感じられるようになります。
傷つけられることより、彼を傷つけたくないという意識が大きくなっていくもの。気が付けば、恋に素直な自分に生まれ変わっているはずです。
おわりに
誰しも傷つきたくないものですし、一度傷ついた心は、なかなか克服するのは難しいものです。
焦らず、一歩ずつでかまいません。自分が楽に感じる方法で、素直な「好き」を大切にしていきましょう。
(橘 遥祐/ライター)
(愛カツ編集部)